平成28年11月12日(土)に、平成28年度(第2回)川崎市ファーマーズクラブを開催しました。
ファーマーズクラブは、普段農業に接する機会の少ない市民の方に、農業体験や青年農業者との交流を通して、川崎の農業を知っていただくことが目的です。今年度は、多摩区中野島の畑を会場に、6月と11月の2回開催しました。
今回は、前回(6月)に参加いただいた御家族に引き続き参加いただき、自分たちで植えた黒大豆の収穫などを体験していただきました。
平成28年度(第1回)の開催風景はこちら
黒大豆の収穫
6月のファーマーズクラブで参加者が種をまいた黒大豆は、一部は芽が出ませんでしたが、それ以外は順調に大きく育ち、株には莢がびっしりと付いていました。
川崎市農業青年協議会の立川さんと木下さんから、黒大豆の収穫方法やお勧めの食べ方などについてお話を聞いた後、参加者で収穫を行いました。
株を根元から引き抜いた後、茎から莢だけを外して持ち帰っていただきました。黒大豆は煮豆などにすると、独特の風味が楽しめておいしいそうです。
サツマイモの収穫
6月に川崎市農業青年協議会のメンバーで苗を植えたサツマイモが、ちょうど収穫時期を迎えたので、参加者に掘っていただきました。
収穫したサツマイモは、「紅はるか」という甘い品種ですが、風通しのよい日陰で数週間寝かせてから調理すると、一層甘みが増しておいしくなるそうです。
ブロッコリーの観察
今回のファーマーズクラブで収穫できるよう、9月に川崎市農業青年協議会のメンバーでブロッコリーの苗を植えましたが、今年は秋の天候不順の影響により生育が遅れてしまい、残念ながら収穫することができませんでした。
畑で育っているブロッコリーを初めて見る方もいたので、川崎市農業青年協議会の藤井さんと飯草さんから、ブロッコリーの育ち方などについてお話を聞いた後、参加者で観察しました。
タマネギの植付け
用意したタマネギ苗は、9月頃に種をまいて育てたものです。
川崎市農業青年協議会の松澤さんから、植付方法についてお話を聞いた後、参加者で苗を植えました。
今回植えたタマネギは、来年度のファーマーズクラブで収穫する予定です。
意見交換
最後に、ファーマーズクラブ恒例となった参加者と青年農業者との交流コーナーを行いました。
サツマイモを試食しながら、参加者からの質問に川崎市農業青年協議会のメンバーが答えたり、川崎の農業についてお互いの意見を交わしました。