板面着色絵馬 泉福寺薬師会図
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板面着色絵馬 泉福寺薬師会図 1面
年代
江戸時代〔嘉永7年(1854)〕
法量
縦71.5cm 横110.8cm
所有者
泉福寺(宮前区馬絹2-9-1)
指定
市重要歴史記念物 昭和60年12月24日指定
解説
絵馬は、神社・仏閣に祈願・報謝のため、馬やそのほかの図を奉納する風習から生まれたものである。絵馬の起源は古く、神事に際して生馬を献ずることに由来するが、次第に土馬、馬形と平面化し、中世に至って絵馬がつくられ、仏事にもおよんでくる。近世には社寺に大絵馬が奉納される一方、民間庶民信仰にともなう小絵馬が盛行し、町の絵馬師への注文や既製品の購入、奉納者自身の手になるものなど多様化し、いずれも身近な悩みの解消といった利益を求める簡便な方法として普及し、類型化をとげる。
本図には「嘉永七年甲寅五月吉日 奉納薬師如来…」の墨書銘があり、泉福寺境内の大銀杏と、薬師堂内の薬師如来像を画く。
泉福寺には現在も大銀杏があるが、往時の風物と信仰の有様が活写されていて、風俗資料としても興味深い。
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