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火災から命を守る避難

  • 公開日:
  • 更新日:

火災から命を守るために

火災が発生し避難するとき、皆様はどのように避難をするべきか考えたことはありますか?

令和元年(2019年)7月に、京都市の事業所で多数の死傷者が発生した火災がありました。

京都市消防局では、この火災から避難された方々への聴き取りや、消防庁消防研究センターと共同で作成した火災シミュレーションを基に、本火災における出火直後の建物内での避難行動について分析・検証を行い、その分析・検証結果から得た新たな対策を組み込んだ、通常の火災に加え、避難経路や避難時間が限定された火災に遭遇した際に命を守ってもらうための避難行動の指針及び動画・パンフレットを作成しています。

この指針は、「命を守ることを第一に考えた避難行動」をキーワードとして、火災時の避難行動をイメージし備えていただくことを目的としています。

火災の状況や建物の規模、構造及び用途等により避難行動はさまざまですが、非常に厳しい状況下であっても、「命を守る」避難行動を選択・実施できるよう、この指針及び動画・パンフレットを確認し、日頃から火災時の避難行動をイメージするとともに訓練・備えを行いましょう。

火災で避難する際は、貴重品に気を取られてはいけません。また、取りに戻ってはいけません。

貴重品等に気を取られない,取りに戻らない

姿勢を低くし,煙の下の空気層で息を止めずに浅めの呼吸をしながら避難する。部屋の中間まで下がってきたら⇒ダック・ウォーク避難(アヒル歩き)

ダック・ウォーク(アヒル歩き)避難

煙が流入してきた場合でも、窓を開放し、顔を出して外気を 吸って、煙を吸わないようにする。(「くの字」で外気呼吸)

「くの字」で外気呼吸

画像出典:京都市消防局ホームページ「火災から命を守る避難」より抜粋

火災から命を守る避難パンフレット

火災から命を守る避難パンフレット表紙

火災から命を守るパンフレット(火災人命危険レベルのページ)

火災から命を守るパンフレット(火災人命危険レベル)

画像出典:京都市消防局ホームページ「火災から命を守る避難の指針~動画・パンフレット~」より抜粋

自分の命は自分で守る

京都市消防局の指針は、無事に避難できた方の行動内容も踏まえて作成しており、個人の火災に対する知識状況把握による行動がいかに有用であるかがわかります。

皆様が火災に遭遇するのは家や職場だけではありません。どのような場所で火災にあったとしても落ち着いて行動し、火災から命を守る行動(避難)ができるように、普段から火災に対する知識を習得しましょう。

京都市消防局の指針に火災時の詳細な避難行動等について記載されていますので、それ以外の火災が発生する前の注意点について、次に記載します。

階段部分に物品が放置している

避難経路となる階段や廊下などに物品が放置されていると、火災の際に避難の妨げになるどころか、その物品自体に放火される恐れもあります。

そのような建物を利用する際は、特に気を付ける必要があります。

出入口以外の逃げ道の確認

階段や出入口が使用できない場合を考えて、出入口以外の避難経路(出入口以外の誘導灯のついた扉、外気に面している窓、避難器具など)を確認しましょう。

お問い合わせ先

川崎市消防局予防部予防課

住所: 〒210-8565 川崎市川崎区南町20-7

電話: 044-223-2703

ファクス: 044-223-2795

メールアドレス: 84yobo@city.kawasaki.jp

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