「国連グローバル・コンパクト」の推進 ”サステナブルなかわさき”をめざして
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「国連グローバル・コンパクト」とは、世界の持続可能な成長を実現するために、国家や国際機関のみでは解決困難な「人権」・「労働」・「環境」・「腐敗防止」の4分野の課題に対する10原則を定め、企業や団体に自発的な参画・取組を促すもので、1999年に当時のアナン国連事務総長が提唱しました。
川崎市は、日本の自治体で唯一「国連グローバル・コンパクト」に参加しています(2006年署名)。市民・企業・行政等の連携によってその理念を市内に展開していくため、川崎オリジナルの「かわさきコンパクト」を定め、10年以上にわたり取組を推進してきました。
2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)をきっかけとして、持続可能な社会の実現に向けた取組が更なる広がりを見せています。
川崎市においても、2019年2月に持続可能な開発目標(SDGs)推進方針を策定し、全庁をあげてSDGs達成に寄与する取組を推進していくこととしています。
これを節目として、12年に渡り推進してきた「かわさきコンパクト」事業は、2018年度末を以て発展的解消となりました。
かわさきコンパクトで取り組んできた実績を糧に、今後も多様なステークホルダーやセクターとの連携、協力を行いながら、持続可能な地域社会、国際社会づくりの輪の実現を推進してまいります。
事業紹介リーフレット「サステナブルなかわさきをめざして」

かわさきコンパクト事業(2006年度~2019年度)これまでのあゆみ
これまでのあゆみ
1999年:世界経済フォーラム(ダボス会議)の席上で、コフィー・アナン国連事務局総長(当時)がグローバル・コンパクトを提唱。翌年国連本部で正式に「国連グローバル・コンパクト」発足。
2003年:日本でのローカルネットワーク「GCNJ」発足。
2006年:川崎市、国連グローバル・コンパクトに署名。
2008年:「かわさきコンパクト委員会」設置。
2015年:国連で「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択される。
2019年:「川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針」を2月に策定。
同年7月に川崎市が「SDGs未来都市」に選定される。「かわさきコンパクト委員会」解散。


国連グローバル・コンパクト コミュニケーション・オン・エンゲージメント
コミュニケーション・オン・エンゲージメント(COE)とは、国連グローバル・コンパクトに署名した非営利団体からステークホルダーに向けた10原則を支持するための活動やイニシアティブへの取組に関する報告書です。
コミュニケーション・オン・エンゲージメント2023
COE2023(PDF形式, 251.82KB)別ウィンドウで開く
令和5年11月に国連グローバル・コンパクトに提出した市長による意思表明文です。
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- 「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」ウェブサイト外部リンク
国連グローバル・コンパクトの日本におけるローカル・ネットワークです。国連グローバル・コンパクトの詳細についてはこちらをご覧ください。
- 川崎市持続可能な開発目標(SDGs)推進方針
本市におけるSDGs推進方針についてはこちらをご覧ください。
お問い合わせ先
川崎市環境局脱炭素戦略推進室
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2169
ファクス: 044-200-3921
メールアドレス: 30dtanso@city.kawasaki.jp
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