1250HP圧縮機 (1250HPあっしゅくき)
1250HP圧縮機は、硫安(硫酸とアンモニウムが結合した代表的な窒素肥料)の素になるアンモニア合成の過程で使われる装置。
昭和5(1930)年、昭和電工(当時の昭和肥料)川崎工場に設置され、現在も同工場内で稼動している。純国産技術による先駆的装置で、ねじを1本も使わないのが特徴。当時の日本では輸入技術に頼らなければ、合成硫安の生産は不可能だと考えられていたため、国産技術によるアンモニア合成の成功は、国内の化学工業の技術力向上と昭和の経済危機を突破する契機となった。

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