国産初の電気冷蔵器 (こくさんはつのでんきれいぞうき)
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昭和5(1930)年に芝浦製作所(現・東芝)東京工場で完成した日本最初の家庭用電気冷蔵庫で、米GE社製品をモデルに研究・開発された。内容積125L、重量157kgと金庫を思わせる堂々たる風格で、密閉型首ふりシリンダ圧縮機・凝縮器・制御装置がキャビネットの上に露出したモニタートップ型が特徴。
その後、幾多の検討を重ね、昭和8(1933)年に純国産電気冷蔵庫として発売が開始され、この頃は「電気冷蔵器」と呼ばれた。当時、冷蔵庫といえば氷で冷やすのが一般的だったが、その氷冷蔵庫を持っている家庭も少なく、まして価格が720円(当時小学校教員の初任給45円)で、庭つきの家が一軒買えるほど、電気冷蔵庫は庶民にとって超贅沢品だった。
昭和10(1935)年には、圧縮機や凝縮器をキャビネットの下部に納めたフラットトップ型冷蔵庫が発売され、この頃から「電気冷蔵庫」という呼称が定着していった。
近年、日本機械学会で機械遺産に認定された。
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