川崎市・瀋陽市(中国)友好都市提携40周年記念事業/川崎市と瀋陽市の高校生によるオンライン交流
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川崎市と瀋陽市との友好都市(姉妹都市)提携(昭和56(1981)年8月18日締結)は、令和3(2021)年に40周年を迎えました。
友好都市提携40周年を記念して、日頃から勉強しているお互いの言語で交流することにより、両国の文化や同年代の学校生活への理解を深め、末永い交流の礎となるよう、両市の高校生によるオンライン交流(青少年交流)を行いました。

日時・場所
日時:令和3(2021)年10月13日(水)10:10~10:55(2校時目)
場所:川崎市立橘高等学校

参加者

川崎市
川崎市立橘高等学校国際科で中国語を勉強している生徒(2年生)

川崎市立橘高等学校について
川崎市立橘高等学校には全日制課程と定時制課程があり、全校生徒数は932人です。全日制には普通科、国際科、スポーツ科の3学科があり、国際科では専門外国語必修選択科目として、中国語、韓国語を学ぶことができます。神奈川県内でも中国語を学べる数少ない公立学校です。

瀋陽市
瀋陽市内の東北育才外国語学校で日本語を勉強している生徒(2年生)

東北育才外国語学校について
東北育才外国語学校は、昭和63(1988)年に、東北育才学校と日本の関西語言学院が共同で設立した学校です。中高一貫校で、中学校と高校を合わせて31クラスあり、生徒数は約1,200人です(瀋陽市提供情報)。

内容
オンライン交流は、橘高等学校(川崎市)の生徒による開会あいさつで始まりました。
初めに、橘高等学校の生徒が、中国語での自己紹介と学校紹介に続き、好きなスポーツや食べ物を紹介したほか、行ってみたい国についての話しをしました。
続いて、東北育才外国語学校(瀋陽市)の生徒も、日本語での自己紹介、学校紹介のほか、日本語を学ぶきっかけや、将来は日本に留学したいといった夢を話しました。
その後、橘高等学校では、先生(中国語担当)が演奏する琵琶にのせて、生徒全員が中国語で『きらきら星』を合唱したほか、歌手の坂本九さんの曲『上を向いて歩こう』の琵琶演奏を瀋陽市にプレゼントしました。
東北育才外国語学校の生徒は、大好きだというOfficial髭男dism(オフィシャルひげだんディズム)の『宿命』を日本語で歌ってくれました。
自由な意見交換では、橘高等学校の生徒から「日本語を勉強するのに、何が一番難しいですか?」との問いかけに、東北育才外国語学校の生徒から「単語を覚えるのが大変です」との答えがありました。
他にも、東北育才外国語学校の自己紹介の中で、日本語を学ぶきっかけとして、日本のアニメが好きだという声が多かったため、「中国で一番人気のアニメはなんですか?」との質問が橘高等学校の生徒から投げかけられました。
東北育才外国語学校は、バレーボールの強豪校として知られる橘高等学校に強さの秘訣を尋ねるなど、和やかな雰囲気の中でのオンライン交流となりました。
最後に、両校の生徒たちは、中国語で「再見(ザイジィェン)」(日本語で「またお会いしましょう」)とスクリーン越しに手を振り合い、約1時間の交流を終えました。
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お問い合わせ先
川崎市 総務企画局都市政策部SDGs・国際連携推進担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2366
ファクス:044-200-3746
メールアドレス:17sdgs@city.kawasaki.jp
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