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令和5年度年平均値

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測定結果

 令和5年度は、有害大気汚染物質の優先取組物質21物質並びに水銀及びその化合物について、市内4箇所(池上、大師、中原、多摩)で測定を実施しました。測定地点の詳細については、下記表内リンクをご覧ください。また、有害大気汚染物質及び優先取組物質についての説明はこちらをご覧ください。

 環境基準が設定されている4物質(ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン)は、全測定地点(4地点)で環境基準を達成しました。

 指針値が設定されている11物質(アクリロニトリル、アセトアルデヒド、塩化ビニルモノマー、塩化メチル、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、水銀及びその化合物、ニッケル化合物、ヒ素及びその化合物、1,3-ブタジエン、マンガン及びその化合物)についても、全測定地点(4地点)で指針値に適合しました。

 環境基準及び指針値についての説明はこちらをご覧ください。

 各物質の年平均値を下記表にまとめました。また、近年の濃度推移については、こちらをご覧ください。

令和5年度有害大気汚染物質年平均値(μg/m3)注1
測定物質 測定地点 環境基準値
(指針値)
池上 大師 中原 多摩注2
ベンゼン 1.2 1.1 0.62 0.66 3
トリクロロエチレン 0.48 0.56 0.70 0.41 130
テトラクロロエチレン 0.10 0.22 0.13 0.15 200
ジクロロメタン 1.7 1.2 1.4 1.1 150
アクリロニトリル 0.16 0.093 0.056 0.10 (2)
アセトアルデヒド 2.5 2.4 2.3 2.4 (120)
塩化ビニルモノマー 0.027 0.027 0.020 0.015 (10)
塩化メチル 1.3 1.3 1.3 1.3 (94)
クロロホルム 0.16 0.16 0.16 0.17 (18)
1,2-ジクロロエタン 0.11 0.11 0.11 0.11 (1.6)
水銀及びその化合物 0.0026 0.0021 0.0018 0.0018 (0.04)
ニッケル化合物 0.012 0.0085 0.0027 0.0018 (0.025)
ヒ素及びその化合物 0.0010 0.00087 0.00063 0.00061 (0.006)
1,3-ブタジエン 0.60 0.46 0.069 0.057 (2.5)
マンガン及びその化合物 0.070 0.043 0.019 0.015 (0.14)
ホルムアルデヒド 2.8 2.9 2.9 2.6
ベリリウム及びその化合物 0.000034 0.000023 0.000016 0.000016
クロム及びその化合物注3 0.030 0.016 0.0038 0.0022
クロム及び三価クロム化合物注4 0.029 0.0021
六価クロム化合物注4 0.00076 0.000098
ベンゾ[a]ピレン 0.00031 0.00033 0.000075 0.000049
酸化エチレン 0.096 0.098 0.068 0.056
トルエン 6.1 5.4 5.2 9.6

注1:μg(マイクログラム)=100万分の1グラム

注2:多摩の測定地点におけるニッケル化合物、ヒ素及びその化合物、マンガン及びその化合物、ベリリウム及びその化合物、クロム及び三価クロム化合物、六価クロム化合物、ベンゾ[a]ピレンの 7 項目は、近隣の生田浄水場(多摩区生田1-1-1)で測定を実施しています。

注3:クロム及び三価クロム化合物並びに六価クロム化合物については、環境省通知によりクロム及びそ の化合物の全量を測定しました。

注4:池上と多摩については六価クロム化合物を測定し、クロム及びその化合物から六価クロムを引いて クロム及び三価クロム化合物を算出しました。

環境基準が設定された物質の測定結果について

 国により環境基準が設定されている4物質の測定結果をグラフにまとめました。測定結果を環境基準値と比較するため、環境基準値をグラフの最大値に設定しています。

 ベンゼンの濃度については、市内南部(池上、大師)で、他の地点よりやや高い傾向にありました。

 トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタンの濃度については、いずれも環境基準値を大幅に下回りました。

環境基準が設定された物質の測定結果グラフ