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5月の市民健康デーのお知らせ

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毎月第4土曜日は健康について語り、学び、考え、実行する「市民健康デー」です。

5月のテーマは「たばこ」です

たばこは20歳になってから

2022年4月1日から民法改正で成年年齢の引き下げがありましたが、たばこが解禁される年齢は変わらず20歳からです。

たばこの健康への影響

日本では、喫煙に起因する死亡者数は年間約13万人いるとも言われています。

たばこには、250種類以上の有害物質が含まれており、そのうち70種類以上は発がん性があることが確かめられています。

これらの有害物質により、がん、ぜん息などの呼吸器疾患、歯周疾患、早産・流産、脳卒中、虚血性心疾患などあらゆる健康被害の一因となり得るのです。

3大たばこの有害物質

加熱式たばこ

加熱式たばこについては、化学成分を分析した結果からは、加熱式たばこを吸う人が口から直接吸い込む煙には、多くの種類の有害化学物質が含まれるものの、ニコチン以外の有害化学物質の量は少なかったと報告されています。

しかし、販売開始からの年月が浅いため、長期使用に伴う健康影響は明らかになっていません。

また、量が少ないとしても、たばこ煙にさらされることについては安全な基準はなく、喫煙者と受動受動喫煙者の健康に悪影響を及ぼす可能性が否定できないと考えられています。

なお、加熱式たばこと混同されがちな電子たばこは、たばこの葉は使用せず、

ニコチンを含まないため、たばこ製品として分類されません。

そのため、健康増進法の規制対象外となっています。

受動喫煙等による子供への影響

受動喫煙は、気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症や喘息、慢性の咳のリスクだけでなく中耳炎にもなりやすいなど子どもの健康に多くの影響があることが多くの研究でわかっています。

特に女性の妊娠中の喫煙は、血管の収縮を引き起こし、体内の血流を悪くします。その結果、子宮や胎盤の血液循環が悪くなり、子宮の収縮が起こりやすくなったり、胎盤の機能が低下して、流産や低体重出生、早産のリスクが高まるなど、重大な影響があります。

また、出産後にも、新生児のSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが高まることが分かっています。

これらの影響は、本人が喫煙している場合に限らず、同居している家族が喫煙者であり、妊娠中の女性が受動喫煙の被害を受けている場合にも、出てきます。

家族の受動喫煙を防ぐため、家の外やベランダ、換気扇の下でたばこを吸ったとしても、受動喫煙は防げないものです。

喫煙するときのみベランダ等に移動しても、喫煙後、喫煙者の体に付着した煙、口から吐き出される煙にも有害物質は含まれており、空気清浄機を置いても、たばこの有害物質を取り除くことはできません。

受動喫煙は、家族が禁煙しない限り防げないため、子ども・家族の健康を大事に思えば、家族全員がたばこを吸わないことが必要となります。

5月31日は世界禁煙デーです

毎年5月31日は「世界禁煙デー」です。「世界禁煙デー」は、WHO(世界保健機関)が制定した、禁煙を推進するための記念日です。

日本でも、世界禁煙デーの5月31日から6月6日までの一週間を禁煙週間として、禁煙の呼びかけを強化しています。

禁煙相談はお住いの地区の区役所まで

たばこを「やめたいけれど、やめられない」という方も多いと思います。

喫煙はニコチンによる依存症ですので、やめられないのは意志が弱いということではありません。禁煙外来を実施している医療機関がありますので、医療機関での治療もお勧めします。

また、各区役所にも禁煙相談窓口がありますので、いきなり医療機関は…という方も、禁煙への第一歩として、ぜひご検討ください。

お問い合わせ先

川崎市健康福祉局保健医療政策部健康増進課健康づくり担当

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2411

ファクス: 044-200-3986

メールアドレス: 40kenko@city.kawasaki.jp

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