慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)について
- 公開日:
- 更新日:
慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)とは
- 慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎とも呼ばれる)は、強い全身倦怠感、微熱、リンパ節膨張、頭痛、筋力低下、睡眠障害、思考力・集中力低下等が休養しても回復せず、少なくとも6か月以上の長期にわたって続く疾患であり、生活が著しく損なわれ、重症例では生活全般において介護が必要となる状態となり得るとされています。
- 現時点では発症原因や病態等は不明な部分が多く、厚生労働省などで本疾患の調査・研究が進められています。
こんな症状が続いたら・・・
- 肉体的精神的疲労
- 睡眠障害
- 体温調節障害
- 広範な筋肉痛などの痛み
- 集中力低下
- リンパ節の痛み
- 光や音に対する過敏症
- 筋力低下
- 吐き気
- 不整脈など
これらの症状が休息しても回復せず、6か月以上の長期にわたって続く場合には、慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)が疑われます。あてはまる症状が多い場合には、早めに医療機関に相談しましょう。
正しい理解を!
慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)は、周囲の方からは病気による症状と受け止めがされにくく、誤解を生じさせる場合もありますが、症状が重く寝たきりに近い状態の方もいるなど、日常生活に大きな影響が見受けられれることもある疾患です。誤解がもとで患者さんに無理を強いることがないよう、正しい理解が求められています。
関連リンク
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 健康増進担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2411
ファクス:044-200-3986
メールアドレス:40kenko@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号110529