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骨粗しょう症を予防しよう!

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ページ内目次

骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症は、骨が弱くなり、骨折の危険が高くなる状態のことです。

男女ともに高齢になるほど骨粗しょう症になる人が増えます。

とくに女性は閉経期に女性ホルモンが減少し、骨が弱くなりやすく、骨粗しょう症の患者数は男性の約3倍に及びます。

また、川崎市が令和4年度に実施した高齢者実態調査では、介護が必要になった主な原因の第2位が「骨折・転倒」で、21.4%を占めています(下図参照)。高齢になると骨折をきっかけに要介護状態や寝たきりになる恐れがあるため、骨粗鬆症と骨折・転倒を予防することが大切です。

骨の健康を守り、骨粗しょう症を予防しましょう!

介護が必要になった主な原因のグラフです

介護が必要になった主な原因

原因

一般に高齢女性の発症リスクが高くなっていますが、食事や運動などの生活習慣も発症に関与しています。

・加齢

・女性ホルモンの減少

・運動不足

・ダイエットによる栄養不足

症状

骨粗しょう症は自覚症状がないまま加齢とともに進行します。

骨折して初めて気がつく人が多いため「沈黙の疾患」と呼ばれています。

自覚できるのは、背中や腰が痛い、曲がってきた、身長が目立って低くなってきたなど、老化によるものと思いがちな症状です。自分では気づきにくいので、骨粗しょう症検診を受けて自分の状態を確認しましょう。

骨粗しょう症と診断されたら骨折を起こさないよう治療をすぐに始めることが大切です。

予防(食事・運動)

骨量は成長期に増加し、20歳頃に最大骨量に達します。骨量を減少させないため、若いうちからの予防が重要です。

生活習慣は改善をすることができるので、できることからコツコツと取り組みましょう。

骨検 骨にも検診プロジェクトから引用

食事

1日3回の規則正しく、バランスのとれた食事をとりましょう。

欠食すると、必要なエネルギー及び栄養素が不足する可能性が高くなります。

バランスのとれた食事とは
主食(ごはん・パン・麺)、
副菜(野菜・きのこ・いも・海藻料理)、
主菜(肉・魚・卵・大豆料理)
のそろった食事のことです。

骨の健康のためにはカルシウムの摂取が重要ですが、それだけではありません。カルシウムの吸収を促進するビタミンD、骨へのカルシウムの取り込みを助けるビタミンKなど、さまざまな栄養素も必要です。エネルギーと栄養素を過不足なく摂取することが大切です。


運動

骨粗しょう症予防には、ウォーキングや筋力トレーニングなど骨に刺激が加わる運動が推奨されます。

日常生活に散歩を取り入れたり、階段を使用してみるなど、日常生活の中でできるだけ運動量を増やしましょう。

ご自身の体に合わせて無理なく+10分の運動から始めてみましょう。

検診

川崎市では、骨量減少の早期発見を目的に、下記の表のとおり、年間を通して骨粗しょう症検診を実施しています。

(川崎市の骨粗しょう症検診は厚生労働省が定まる健康増進法等に基づいて実施しています。)

検診の詳細

対象者

受診回数

内容

費用(円)

40・45・50・55・60・65・70歳の

女性市民(満年齢)

各対象年齢時に1回

 問診、骨量測定
(医療機関によって検査方法が異なります)

超音波法 600
MD法・SXA法・pQCT法・DXA法のうち腰椎以外での測定 700
DXA法による腰椎測定 1,100

※職場・事業所などで同様の検診を受けることができる方は、これらの検診の対象になりません。

お問い合わせ先

川崎市健康福祉局保健医療政策部健康増進担当

電話: 044-200-2411

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