女性の健康づくり

女性は思春期、成熟期、更年期、老年期と、そのホルモン状態によって、また、ライフステージによって男性とは異なった心身の変化など、さまざまな健康課題があります。
女性が生涯を通じて心身ともに健やかに過ごせるよう、ご自身のからだの特徴を知っておきましょう。
病気になってからではなく、予防として、また早期発見のための窓口として、健康相談を受けやすい検査、検診などを紹介します。ぜひ、ご活用ください。
女性の健康週間
厚生労働省では、毎年3月1日から3月8日までを「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開しています。本市においても、この期間に合わせてさまざまな普及啓発を行っています。
女性の健康とライフステージ
女性は思春期、成熟期、更年期、老年期と、そのホルモン状態によって、心と体にさまざまな変化が生じます。
また、ライフステージによって、注意したい症状や病気も異なります。仕事、結婚、育児などライフスタイルもさまざまです。
各ライフステージでの健康づくりのポイントを知って、充実した日々を過ごしましょう。
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- 各種がん検診
皆さまと、皆さまの大切な人のいのちと健康を守るために、必要な治療や健診(検診)は必ず受けてください。 年間を通じて実施していますので、会社などで受診の機会が無い方は、ぜひご利用ください。
思春期のこと
「思春期」はこどもからおとなへ変わってゆく移行期全体を指す言葉です。思春期はからだにも、こころにも、大きな変化をもたらす時期であり、本人も周囲の大人もその変化に戸惑い、時にいろいろな問題が生じてきます。
からだや性、健康的な生活習慣を保つための知識を身に着けましましょう。
●思春期によくある悩み
・デリケートな悩み(性感染症、摂食障害など)
・からだの不快な症状と病気(思春期のやせ、過換気症候群など)
・思春期の性と健康 など
成人期のこと
「成人期」は、女性の生涯にわたる健康の基礎を築く大切な時期です。さらに、就職・結婚・出産などさまざまなライフイベントにより、生活や環境が大きく変化します。日常の健康管理や、がん検診などの定期検診を習慣にしましょう。
●成人期によくある悩み
・月経のトラブル
・からだの不快な症状と病気(冷え、腹痛など)
・デリケートな悩み(性感染症、パニック症など)関連記事
- 歯っぴーファミリー健診
ママのお口の中の健康状態は、生まれてくる赤ちゃんにも大きく影響します。新たな家族を迎える前に、健康づくりを始めるきっかけとして、ぜひご活用ください。 ★対象 川崎市在住の妊婦とそのパートナーの方 ★費用 1人 500円 ★内容 歯科健診、健康づくりに関するアドバイス、前歯のクリーニング体験
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- 子宮頸がん検診
がんは死亡原因の第1位であり、日本人の3人に1人ががんで亡くなっています。がんは初期の段階では自覚症状がないことがほとんどであり、進行し自覚症状がある状態で発見されたがんは治癒率が大きく下がってしまいます。早期で見つけることができれば、約92%の方は治る可能性がある病気です。
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更年期のこと
閉経(1年間月経がない状態)の平均年齢は、50.5歳ですが、これを挟んだ前後10年間を「更年期」と呼びます。40代に入ったころから女性ホルモンは、急激に低下が始まります。
更年期をネガティブに捉えず、生きがいを持って生き生きとした毎日を過ごすことが更年期障害の予防といえます。
●更年期によくある悩み
・更年期障害とは
・更年期に多い症状と病気(うつ、不眠、イライラなど)
・からだの不快な症状と病気 など
老年期のこと
年齢が高くなるにつれて体力が低下し、病気になりやすくなる状態に陥ることがあります。無理のない範囲で継続的に運動を行っていきましょう。習慣的な運動は認知機能にも良い影響を与える可能性があることが指摘されています。
また、食生活も重要です。1日3食主食、主菜、副菜のバランスがとれた食事をとりましょう。
●老年期によくある悩み
・骨粗しょう症、骨折
・物忘れ、アルツハイマー、認知症
・フレイル、生活不活発病 など
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- いこい元気広場事業
川崎市在住の65歳以上対象に市内48か所のいこいの家で、毎週1回、転ばない体づくりのための体操と、介護予防・健康づくりに関する講話を実施しています(参加費は無料)。体操は椅子に座って行うものが多いため、個人のペースに合わせて参加することができます。
その他詳細はこちらをご覧ください。
→厚生労働省研究班監修「女性の健康推進室ヘルスケアラボ外部リンク」(外部リンク)
各区で行う女性のための健康相談
お問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部 健康増進担当
電話:044-200-2411

