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自治基本条例検討委員会第11回議事録

  • 公開日:
  • 更新日:

日時

平成16年6月3日(木) 18:30~20:45

場所

高津区役所保健福祉センター1階 保健ホール

出席者

委員(学識者) 金井委員、辻山委員

委員(市民) 荒井委員、飯田委員、石田委員、大園委員、神本委員、濃沼委員、古閑委員、齋藤委員、末吉委員、髙松委員、竹井委員、塚本委員、寺部委員、浪瀬委員、長谷山委員、藤崎委員、藤村委員、増田委員、山下委員、吉田(彩)委員、吉田(高)委員、渡邉委員

市側(事務局) 北條総合企画局長、木場田政策部長、海老名主幹、土方主幹、袖山主査、橋本主査、中村主査、今村主査、鈴木職員、鴻巣職員、儀間職員、棚橋専門調査員

議題

  1. 前回の確認について
  2. 前文の検討方法について
  3. 最終報告会の開催について
  4. テーマ別グループ討議
  5. その他

公開及び非公開の別

公開

傍聴者

1名

配布資料

次第
資料1 第10回自治基本条例検討委員会議事録
資料2 自治基本条例前文の検討方法について(案)
資料3 「自治基本条例検討委員会 最終報告会 開催のお知らせ」(チラシ案)

議事

(委員長)
 自治基本条例検討委員会、住民投票制度検討委員会、区行政改革検討委員会の3つの検討委員会の調整を行うために市民自治制度検討委員会が設けられている。先日、この市民自治制度検討委員会に出席した際、委員長から自治基本条例検討委員会では現行の法律にとらわれない自由な議論をしてもらいたいという趣旨の意見をいただいた。
 このようにしたいということを真剣に議論した上で、条例にできることを確認し合い、かつ目指している制度を記録として明確にし、法律や制度の変革を要望するような形にしてほしいというニュアンスの発言があり、勇気付けられたことを報告させていただく。
 法律の制約をとりあえず外し、皆さんのつくりたい条例について議論を進めていただきたい。

1.前回の確認について

  • 資料説明(資料1「第10回自治基本条例検討委員会議事録(案)」)

(委員長)
 議事録は、後ほど確認いただき、修正すべき点等があれば、6月7日(月)までに事務局に連絡いただきたい。

2.前文の検討方法について

  • 資料説明(資料2「自治基本条例前文の検討方法について(案)」)
    →報告書案作成委員会から、自治基本条例前文の検討方法について提案された。

(委員長)
 厳しい日程ではあるが、6月9日(水)までに前文についての意見を事務局までメールまたはファックスで提出していただきたい。

(委員)
 委員意見に字数制限があるかという点について教えてほしい。

(委員)
 字数制限はないものと考えてほしい。

(委員)
 検討委員会の厳しいスケジュールを踏まえ、出された前文意見の内容が十分に精査されないまま次回検討委員会を迎えることがないように、次回検討委員会までの間の期間に、検討委員会や作成委員会を臨時開催する可能性があり得ることを確認しておくべきではないか。

(委員)
 資料2に、必要に応じて臨時の作成委員会を開催することが記載されているが、意見の内容や議論の深まり方によって開催するかどうかが決まるものと思う。
 個人的には、前文だけでなく全体の内容が十分に検討されない可能性があるため、厳しいスケジュールだと思うが、集中して議論していきたいと思う。

(委員)
 検討委員会の追加開催があり得ることを確認しておくべきではないか。

(委員長)
 検討委員会を追加開催するかどうかについては、全体のスケジュールに関わるため、次のプログラムの「3.最終報告会の開催について」で、世話人会からスケジュールの報告をいただいてから調整してはどうか。
 6月9日(水)までに前文についての意見を提出することでよいだろうか。

→一同賛成

3.最終報告会の開催について

  • 資料説明(資料3「自治基本条例検討委員会 最終報告会 開催のお知らせ」
    →世話人会から、最終報告会の開催内容について提案された。

(委員)
 資料3(チラシ案)の内容について意見がある場合は、6月7日(月)17:00までに事務局に連絡いただきたい。
 また、検討委員会の今後のスケジュールについては、過密であるという意見もあるが、最終報告会(7月24日(土))までは、現在のスケジュールどおりに進めたいと考えている。
 このため、スケジュールに問題がある場合などには最終報告会以降に検討したいと思う。

(委員)
 市長報告の時期を延期するという前回検討委員会で出された意見とは関係なく、最終報告会までのスケジュールを予定どおりに進めるものと理解してよいのだろうか。

→スケジュールについての確認が行われた。

(委員)
 "広報担当"を設けてほしいという提案があったため、できれば役割を持つ世話人と作成委員以外の委員で立候補者がいれば選出を行いたい。

(委員)
 "広報担当"を提案した趣旨について説明したい。
 最終報告書の内容は大切であるが、自治基本条例の検討においては、いかに多くの市民が関与し、どれほど関心を持ったかという点に意義があると思う。
 しかし、中間報告会などの経緯を踏まえると、どれだけの市民が参加したかという課題があるため、多くの市民に最終報告会に参加してもらえるように、広報を真剣に考える必要があると思い提案を行った。
 最終報告会の広報媒体として「市政だより」や「ミニコミ誌」が望ましいという意見が出されたが、これらの意見を取りまとめて推進していく担当者がいてもよいと思う。
 市民と行政が協働して行うことを自治基本条例づくりの一つのシンボルとするならば、広報についても市民で可能なことをしてはどうかという提案であり、担当に立候補したい。

(委員)
 広報担当の役割について具体的に教えてほしい。

(委員)
 基本的にはメディアを使うことを考えている。市広報の「市政だより」以外に、民間メディア(マスメディア、ミニメディア等)を使いたい。
 マスメディアの場合は、一般新聞紙、ケーブルテレビ、地元のテレビ等があると思う。費用の問題があるため、自治基本条例検討委員会が市民と行政との協働により進められていることを活かし、記者発表を行うことでニュースとして取り上げてもらうことを考えている。
 広報担当の具体的な役割については、記者会見への出席や報道機関に対する働きかけ、人を惹きつけるキャッチフレーズの検討などがあると思う。また、検討委員以外の市民にもアドバイザーとして広報担当に参加してもらうことが考えられる。

(委員)
 広報は大切なテーマだと思うため是非参加したい。

(委員)
 広報担当への参加は難しいが、メディアが関心を持たなければニュースなどとして扱ってもらえないことを踏まえ、ニュース性のある検討委員会にするという形で協力したい。

(委員)
 グループ別討議で検討している内容のうち、特異なものを記者発表に持ち込むことで話題づくりをしていけばメディアは関心を持つと思う。

(委員)
 広報担当として他に立候補したい委員は、検討委員会終了後、これまでに立候補した委員に直接申し込んでほしい。

→広報担当の設置について一同賛成し、検討委員会内では石田委員と塚本委員が選出された。

(委員長)
 広報担当に意見を反映させるためにもチラシ案についての意見を出していただきたい。

(委員)
 広報担当には、広報の仕組みづくりや意見等の取りまとめをお願いしたいが、基本的には検討委員全員が口コミで広報してはどうか。

→一同賛成

(委員)
 チラシの作成期限について教えてほしい。

(事務局)
 6月7日(月)までに意見を募り、世話人会と広報担当に諮った上で6月15日(火)から配付したいと考えている。

(委員)
 チラシの裏面にある最終報告会のプログラムについて、世話人会では第2部の実施方法をワークショップ方式にするかポスターセッション方式にするか、全体で意見交換を行うかという点について検討している。
 最終報告会は、市民意見の収集よりも市民への最終報告の説明に重点を置いていることを考慮した上で、望ましい方法について意見を伺いたい。

(委員長)
 第2部の方式をどうするかという点は、最終報告会の位置づけに関わると思う。
 最終報告会を、市民へ最終報告書を説明する場とするのか、最終報告書の作成に向けた市民意見を聞く場にするのかという点を明確にする必要があると思う。
 "最終報告会"という名称は、委員会の運営上の用語として使用されているが、「これが最後」という意味で"最終"という言葉を使ってよいのか、あるいは"最終"という言葉を用いることで参加を促す効果を狙っているのではないかという意見など、言葉使いについても検討していただきたい。

(委員)
 世話人会では、"最終"という言葉を取った方がよいという意見もあった。

(委員長)
 世話人会では、最終報告会で多くの市民意見が出された場合、その意見を反映した報告書の修正を想定しているかどうかについて教えていただきたい。

(委員)
 これまでの検討などで出されなかった意見がある場合は取り入れたいと考えている。

(委員長)
 第2部の"自治基本条例に意見を出そう!"というタイトルの趣旨は成立しそうであるが、成立させるためには、第1部の検討内容の発表において、どのくらいの内容で報告ができるかという点が関係すると思う。
 市民に呼びかけておきながら「これで最後です」とは言いにくい面もあるため、最終報告会を、市民意見を聞き、修正すべき意見が出された場合は再度検討することを前提に、報告を発表する場としてよろしいか。

(委員)
 "最終報告会"という表現では、完成された報告の発表を行う場と思われる可能性があるため、"第2回中間報告会"としてはどうか。

(委員)
 報告会を、市民意見を聞く最後の場と位置づけるならば、"最終検討会"としてはどうか。

(委員)
 中間の説明会という形で開催してもよいのではないか。各区で開催されている総合計画中間説明会の状況について教えてほしい。

(事務局)
 総合計画中間説明会では市民からさまざまな意見が出されている。なお、その意見を集約した資料を本日配布しているため、グループ別討議の中で議論していただきたい。

(委員長)
 "最終報告会"は、最終報告の内容を説明する場ではなく、市民意見を集める場と位置づけてよろしいか。
 また、チラシ案について、報告会の名称を含めた意見を6月7日(月)17:00までに事務局に提出してほしい。

→一同賛成

本日の成果の確認

(委員長)
 本日の検討委員会での主な確認事項は、次のとおりである。

  1. 報告会のチラシ案については、広報担当を中心に世話人会等で検討していく必要があるため、意見がある場合には6月7日(月)17:00までに事務局に提出すること。
  2. 全体スケジュールについては、前文を現在の日程でまとめることができるのかという意見があったが、進行状況をみて考えていくこと。
  3. 広報担当は、広報の進め方等についての意見をまとめて提案を行うが、市民への広報は委員全員で口コミ等を通じて行っていくこと。

4.テーマ別グループ討議

※各テーマ別グループに分かれて検討が行われた。

(委員長)
 テーマ別グループ討議の終了時間になったが、各グループともが活発に議論が行われている様子のため、グループ別の発表は次回委員会で一括して行ってはどうか。

→一同賛成

(事務局)
 6月11日(金)に作成委員会が開催されるため、作成委員には各グループで出された意見の整理作業をお願いしたい。

5.その他

次回検討委員会までの進め方等について

(事務局)
 次回検討委員会(6月26日(土)開催)ではグループ別の発表会を行う予定である。
 各グループの発表資料の集約期限等については、作成委員会で検討していただく予定であるが、各グループとも次回検討委員会に向けて事前に資料を準備することをお願いしたい。

(委員長)
 各グループとも、次回検討委員会での発表に向けた作業日程を調整し、条例案の形にしていく作業を進めていただきたい。
 他に次回検討委員会に向けたスケジュールについての意見があれば伺いたい。

(委員)
 チラシ案に対する委員意見を7日までに提出し、15日に配付することが確認されたが、配布までの間に検討委員が再度チェックする機会があるかという点について教えてほしい。

(委員長)
 15日までの間に検討委員会が開催されないため、修正したチラシの内容を検討委員会に諮ることは難しいが、他の方法について意見があれば伺いたい。

(委員)
 チラシについては、世話人会と広報担当に一任してはどうか。

(委員長)
 チラシの内容に関与したい委員は広報担当に参加してもらい、それ以外の委員は世話人会と広報担当にチラシの件を一任することでよろしいか。

→一同賛成

(委員)
 グループ2(制度・しくみグループ)では勉強会を開催することになったため、関心のある方は参加してほしい。
 勉強会は、川崎市の現在の自治制度を市民の視点で検証して、制度に問題がある場合には検討委員会の報告書に盛り込むことを目的としている。
 対象とする制度は、「情報公開」、「権利の救済(オンブズマン)」、「公聴のしくみ(審議会・審査会)」であり、これらの制度に関わる市民から話しを伺い、質疑応答をする予定である。
日時:6月22日(火) 9:15~12:00
場所:多摩市民館会議室

(委員長)
 グループ別討議の途中ではあるが検討委員会を閉会したい。

お問い合わせ先

川崎市市民文化局コミュニティ推進部協働・連携推進課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2168

ファクス: 044-200-3800

メールアドレス: 25kyodo@city.kawasaki.jp

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