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自治基本条例検討委員会第9回議事録

  • 公開日:
  • 更新日:

日時

平成16年5月14日(金) 18:30~20:45

場所

高津区役所5階第2・第3会議室

出席者

委員(学識者) 金井委員、小島委員、辻山委員

委員(市民) 荒井委員、飯田委員、石田委員、大園委員、荻野委員、濃沼委員、古閑委員、末吉委員、髙松委員、寺部委員、浪瀬委員、西川委員、長谷山委員、藤崎委員、藤村委員、山下委員、吉田(高)委員、渡邉委員

市側(事務局) 北條総合企画局長、木場田政策部長、海老名主幹、土方主幹、袖山主査、橋本主査、中村主査、今村主査、鈴木職員、鴻巣職員、儀間職員、棚橋専門調査員、石川専門調査員

議題

  1. 前回の確認について
  2. 中間報告会の開催結果概要等について
  3. 中間報告会以後の進め方について
  4. 本日の成果の確認と次回検討委員会の開催内容等について
  5. その他

公開及び非公開の別

公開

傍聴者

1名

配布資料

次第

資料1 第8回委員会議事録
資料2 中間報告会の開催結果及び自治基本条例検討状況の周知について
資料3 市民討議(中間報告会)で出された意見の整理
資料4 自治基本条例検討委員会市民討議(中間報告会)実施概要及びアンケート集計結果
資料5 中間報告会にかかわる新聞記事
資料6 中間報告以後の進め方について
追加資料1 自治基本条例検討委員会最終報告会について(案)
追加資料2 中間報告以降の自治基本条例検討委員会等の開催について

議事

1.前回の確認について

  • 資料説明(資料1「第8回自治基本条例検討委員会議事録(案)」)

(委員長)
 議事録は、後ほど確認いただき、修正すべき点等があれば、5月17日(月)までに事務局に連絡いただきたい。

2.中間報告会の開催結果概要等について

  • 資料説明(資料2「中間報告会の開催結果及び自治基本条例検討状況の周知について」、資料3「市民討議(中間報告会)で出された意見の整理」、資料4「自治基本条例検討委員会市民討議(中間報告会)実施概要及びアンケート集計結果」、資料5(新聞記事))

(副委員長)
→世話人会から、4月24日(土)、4月25日(日)に開催された中間報告会の開催結果の概要などについて報告が行われた。

(事務局)
→総合計画の中間報告の周知とあわせて、各区のまちづくり推進組織に自治基本条例検討委員会の取り組みを報告する機会を設けたい旨、説明が行われた。

 基本的には事務局が説明を行うが、質疑等で検討委員に対応してもらう機会もあるため、委員が住む区の報告会には積極的に参加してほしい。

3.中間報告会以後の進め方について

  • 資料説明(資料6「中間報告以後の進め方等について」、追加資料1「自治基本条例検討委員会最終報告会について(案)」、追加資料2「中間報告以降の自治基本条例検討委員会等の開催について」)

(委員)
→世話人会から、中間報告会以後の進め方について、5月11日(火)に開催された世話人会・作成委員会合同会議で検討された内容について、報告及び提案があった。

世話人会からの主な提案事項

今後の進め方について

  • テーマ別グループ(固定/第12回検討委員会まで)で討議を進めることについて
  • 作成委員会の再編成(グループリーダーを作成委員とすることで作成委員を増員すること)について(作成委員が増員されるため、要綱の改正も行う必要がある)

今後のスケジュールについて

  • 中間報告以降のスケジュールの確認

グループごとのテーマについて

  • 各グループ及び作成委員会でそれぞれ討議するテーマの確認

最終報告書のイメージについて

  • 最終報告書のイメージについての確認

最終報告会について

  • 1箇所で開催することについての確認

(委員長)
 世話人会からさまざまな事項が提案されたが、最初に、テーマ別グループで進めること、作成委員会の再編成を行うことについて検討していただきたい。

→一同賛同

(委員長)
 これからグループごとに討議を進めることになるが、グループ分けが適切かどうかという意見などが途中で出された場合は、作成委員会や世話人会でテーマ等の振り分けを考えたいと思う。以上のことを前提に、各グループ及び作成委員会でそれぞれ討議するテーマについて確認していただきたい。

→一同確認

(委員長)
 次に、今後のスケジュールと最終報告会の開催方法について、意見や提案などがあれば伺いたいと思う。

(委員)
 テーマ全般にわたって意見を述べたいと個人的には思うが、最終報告会までのスケジュールが厳しいこともあり、グループ別討議が提案されたものと思うため、グループに分かれることについては仕方がないと考える。
 ただし、中間報告会の出席者を分析すると、公務員が約半数、無職となっているおそらく高齢者であろう方が約25%であり、20代や30代の若年層の意見は、約25%しか反映されないものと考える。また、最終報告会を開催しても、中間報告会と同じ出席状況の場合、結果は同じだと思う。したがって、一人でも多くの市民に参加してもらう必要があると思うことから、最終報告書案を市政だよりに掲載するなどの方策を講じたい。
 また、検討委員会のスケジュールに無理があると考えているため、これまでの検討の成果を活かすためにも、市長報告を延期するなどの対応を考えてほしい。

(委員長)
 最終報告会に、より多くの市民に参加してもらうための方策や、市長報告の延期を含めたスケジュールの見直しについては、今後、世話人会等で検討していただきたい。
 また、市長報告の日程が動かし難いかどうかについては、現時点では把握していないため、事務局と情報交換をしていきたいと思う。
 なお、市政だよりに最終報告書案を掲載するためには、7月1日号に記事を載せる必要があり、日程的に難しいため、次回もしくは次々回検討委員会までに参加を促す方法等を見出せればよいと思う。

→今後のスケジュールと最終報告会の開催方法(1箇所での開催)について確認が行われた。

(委員長)
 次に、グループ分けを行いたい。

※各委員が希望するグループのテーブルに分かれることで、グループ分けが行われた。

グループ討議の成果発表

  • グループ1(市民自治グループ):飯田委員、古閑委員(グループリーダー)、小島委員(学識者委員)、浪瀬委員(作成委員)、黄委員、吉田(彩)委員
  • グループ2(議会・行政グループ):荒井委員(作成委員)、大園委員(グループリーダー)、濃沼委員、塚本委員、辻山委員(学識者委員)、藤崎委員、山下委員
  • グループ3(区・コミュニティグループ):小島委員(学識者委員)、齋藤委員、末吉委員(グループリーダー)、髙松委員、竹井委員(作成委員)、西川委員、長谷山委員、藤村委員
  • グループ4(制度・しくみグループ):石田委員(作成委員)、荻野委員(グループリーダー)、金井委員(学識者委員)、寺部委員、増田委員、吉田(高)委員、渡邉委員

(注:グループリーダー(新しく選出された作成委員)、また、結果は5月14日現在のもの)

(委員長)
 グループが決まったため、今後のグループ討議で議論を行う内容についての方向などについてグループごとに検討してほしい。また、グループごとに、グループリーダー1名を作成委員以外の方から選出してほしい。

※この後、各テーマ別グループに分かれて検討が行われた。

グループ討議の成果発表

  • グループ1(市民自治グループ)発表
    (委員)
     グループ1では、「市民自治」という大きなテーマのもとに、主に6つのテーマについて検討していくことになるが、テーマの重み付けをするために、重点化して検討する項目について最初に話し合った。
     その検討の中で、「新しい公共」などを踏まえた市民活動が展開されていることを踏まえ、「新しい公共」や「協働」などについて、次回の検討委員会で討議することになった。
     グループでの検討時間が限られている上、検討内容を集約する時間も必要なため、次回の討議の前に、「参加」、「参画」、「協働」、「新しい公共」について委員が考えていることや条例に盛り込みたいことについてメールで情報交換することが確認された。
     また、次々回の討議では、「市民とは」、「市民の権利と義務」について検討する方向で考えている。
  • グループ2(議会・行政グループ)発表
    (委員)
     グループ2では、グループで扱うテーマの確認を最初に行った。
     また、第12回検討委員会でグループ別討議の検討成果の報告が行われるが、そのときに他グループに対して質問や意見を出してもよいということで、他グループの関連テーマについても検討することになった。
     今回の討議では、議会などについてさまざまな意見が出されたが、無難な最終報告より、市長が議会に提出したら議会で活発な討論が行われるようなものを作成してはどうかという意見が出された。
     議会をよりよく機能させる方法についての検討も行われ、議会を解散させるためにリコールを求める方法があるが使いづらいことや、議会が解散した場合でも同じ議員が選出される可能性があるということから、市民議会のようなものをつくり、議会のチェック機能を持たせたらどうかという意見などがあった。
  • グループ3(区・コミュニティグループ)発表
    (委員)
     グループ3では、「区・コミュニティ」が大きなテーマになっているが、最初に中間報告会で出された意見も参照しながら、コミュニティについて考えていることを出しあった。
     コミュニティの大きな課題として町会があると思うが、町会の機能と体質について見直してはどうかという意見が出された。
     町会に所属していないグループメンバーから、町会に加入するにはどうしたらよいのかという意見があったが、自分から積極的に参加していくことが大切だという意見が出された。
     コミュニティは本来自由な組織であること、町会は行政ではなく市民のための組織であること、また、区役所は行政の組織であることから、コミュニティと町会、区役所は、そのような意味で違っているということを、学識者委員からアドバイスしていただいた。
     議論を尽くした上で集約していくことを課題として今後の検討を進めていきたい。
  • グループ4(制度・しくみグループ)発表
    (委員)
     グループ4では、「制度・しくみ」を大きなテーマとして、自治基本条例の理念を具体化するにはどうすればよいのかということについて検討を行った。
     また、6つのテーマ(制度)ごとに担当者を決めて、各担当者がたたき台を作成し、それをもとに検討する方法で進めることになった。
     なお、たたき台の作成にあたっては、必要に応じて、グループメンバーと事務局でメールにて情報交換などを行うことが確認された。
     市民参加や市民の権利救済が可能になり、市民主権を実現できる制度づくりを目標に検討を進めていきたい。

4.議論の成果の確認と次回検討委員会の開催内容等について

(委員長)
 今回は最初のグループ別討議ということもあり、意見交換は行わないことにしたい。
 ただし、各委員が提案を個別に作成して、それをグループ内のメンバーにメールで送付する方法や、担当者を決めて個別にレポートを作成する方法などが考えられているため、他のグループでも参考にしてもらいたい。

(1)本日の成果の確認

(委員長)
 本日の検討委員会での主な確認事項は、次のとおりである。

  1. 4つのテーマ別グループに分かれて検討を進めていくこと。
  2. グループは固定とすること。
  3. 各回の検討委員会では、検討委員会としての結論を出さず、グループごとに継続して検討を進めていくこと。
  4. 全体のスケジュールについて、少し厳しいのではないかという意見があったため、市長報告の日程も含めて検討の余地がないかどうかを、世話人会と事務局で議論してもらう必要があるという提案があったこと。

(2)次回検討委員会の開催内容等

(委員長)
 次回も今回と同様に4つのグループに分かれて議論を進めていただきたい。

5.その他

スケジュールについて

(事務局)
 第12回作成委員会は7月19日(月)に設定されているが、祝日(海の日)にあたるため、次回検討委員会までに日程を調整させていただきたい。

政策課題研究成果発表会について

(事務局)
 6月1日(火)13:15より、いさご会館2階大ホール、4階会議室にて政策課題研究成果発表会を開催する。特に第二部「パネル討議他」の第一分科会では、「地域コミュニティの行方を探る」というテーマで、コミュニティビジネス等を扱っていること、また、第四分科会では「協働のルール」というテーマで検討委員の一人もパネリストとして参加することから、是非参加していただきたい。

お問い合わせ先

川崎市市民文化局コミュニティ推進部協働・連携推進課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-2168

ファクス: 044-200-3800

メールアドレス: 25kyodo@city.kawasaki.jp

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