File17 初任生頑張る!指導員も頑張る!
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消防署研修を行っています
「消防士ってどうしたらなれるんですか?」「消防士になったらどんな訓練をするんですか?」など、さまざまな機会でご質問をいただくことがあります。
今回は、令和3年4月に消防士の試験に合格し、川崎市消防局の仲間になった新人消防士の様子をご紹介したいと思います!
服装や装備品の点検とその重要性を学びます
座学も行います
川崎市では、消防士の試験に合格すると、すぐに神奈川県消防学校に入校し、寮生活をしながら初任実務教育を行います。神奈川県の他都市の消防士たちと一緒に、心も体も鍛えていきます。消防士の仕事には救急業務もあるため、医学的な知識を身につける専科教育「救急科」も行い、12月末まで消防学校で研修をしています。
その後は、各消防署にわかれて現場の隊員とともに訓練を行います。
防火衣を正確・迅速に着る訓練も行います
ホースの扱いは何度も何度も繰り返し行います
水の入ったホースを肩にかけてはしごを登る初任生

現場の隊員みんなで訓練を支えます
初任生が訓練を行うため、中原消防署員みんなで支えます。
訓練の指導だけでなく、安全管理や資機材の準備・片付けなど、出張所の部隊も本署に来て初任生の訓練を支えています。
初任生を支える多くの隊員
現地1年目の隊員も親身になって指導しています
低い姿勢で進入する初任生
初任生に水をかけられるはりこみ隊

4月からは現地で一緒に働く仲間!
ベテラン指導員からの温かくも実際の体験を交えた指導と、若手指導員からの厳しくも初任生を自分のことのように想って熱心に指導する姿は、署員みんなが初任生に期待し、4月から共に働く仲間になることを楽しみにしているように感じました。