File27 横浜市港北消防署との合同訓練!
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日吉出張所の消防隊が来てくれました!
中原消防署に見慣れない消防車が停まっており、よく見ると「横浜消防」「日吉」の文字が!
この日は、中原区に隣接する横浜市消防局港北消防署の日吉出張所消防隊との合同訓練があり、消防車で中原消防署まで来てくれていました。
数年ぶりの合同訓練となりましたので、ぜひその様子をご紹介したいと思います!

横浜市港北消防署日吉出張所の水槽車
活動服や保安帽もよく見ると川崎市と違います!

市を越えての協力体制!
市の境などで災害が発生した場合、災害が発生した市の消防車が出動するだけでなく、隣接する市の消防車も駆けつけます!
神奈川県には「神奈川県下消防相互応援協定」といって、災害による被害を最小限度に防止するため、神奈川県の市町村がお互いに協力し応援活動を行う協定が結ばれています。
もちろん県外でも隣接する県(川崎市の場合は東京都)との応援協定もあり、管轄内の災害だけでなく、いざとなれば、隣接する他の消防本部と協力して災害活動を行っています。
車両や資機材の違いを見せてもらっています

実際の現場を想定して訓練開始
横浜市港北消防署と中原消防署が同じ災害現場で円滑な防ぎょ活動を実施するためには、お互いの災害活動を理解し、速やかな情報共有を行うといった、連携が重要です。
今回は、中原消防署の管内で火災が発生し、港北消防署日吉出張所が応援出場する想定で訓練を実施しました。
日吉出張所の出場の様子
現場で日吉と中原の小隊長が情報共有を行い活動方針を決めます
日吉消防隊は居室の扉から進入し消火します
中原消防署はベランダに倒れている住人を救出します
はりこみ隊の最初の報告「File1」で、大きな災害が発生した場合、隣接に限らず離れた県にも出動する「緊急消防援助隊」について掲載しましたが、今回は日常に潜む災害に対応するための、市や県を越えた協力体制についてご紹介させていただきました!