File51 「いざ ききかんり」を合言葉に図上訓練を実施
- 公開日:
- 更新日:

大勢の方が来場されたかわさき飛躍祭
かわさき飛躍祭にむけて関係者の方々がさまざまな準備や計画をしてこの日を迎えましたが、消防署も24時間勤務を終えた救急隊と、出場の合間に参加したデイタイム救急隊が、飛躍祭にむけてある訓練を行っていましたので、ご紹介します!

等々力緑地の図面を見ながら
そこで出た合言葉が「いざ ききかんり」です。
い・・・いつ、どんな
ざ・・・座標、正確な場所
き・・・危険な状況、危険物
き・・・緊急機関、応援要請
かん・・患者数、重傷者数
り・・・利用経路
この情報を迅速正確に把握して活動することの重要性を再認識し、今回のかわさき飛躍祭会場で大きな救急事案が発生しても、速やかな対応ができるよう、救急隊員が図上訓練を行っていました。
他の隊との連携も考えて車両停車位置や向きも考えます
実際の導線や活動について検討した内容を全員で共有

緊急走行でも安全第一!
患者さんのもとに一刻も早く駆け付けるため、消防車や救急車は緊急走行をしています。
緊急走行をする際、一般車両や歩行者、バイクや自転車を使用される皆さんに停まっていただき、道を譲ってもらい走行しています。いつもご協力ありがとうございます!!
緊急走行をしている消防車や救急車、すごくスピードがでているなと感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
救急車や消防車の緊急走行における制限速度は、一般道路では時速80キロ、高速道路では100キロと定められていますが、急いでも安全に現場まで到着し、患者さんを病院まで搬送することが第一です。交差点や横断歩道、狭い道路や見通しの悪い場所などではスピードを緩め、危険に気づき回避できるよう、危険予知訓練も写真を使いながら繰り返し行っています。
救急車を運転する職員だけでなく隊員全員が危険予知できるように訓練を重ねます

大きなイベントでは消防署も準備をしています!
いかがでしたか?
大きなイベントが開催される場合は、今回のように、いつも以上にさまざまな訓練を重ね、皆さんが安全に楽しく参加されることを願いながらも、何かあった時はすぐに対応できるよう備えています!