FIle35 中学生と地域防災を考える!
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地域防災を盛り上げる消防団・防災支援係!
今回は、はりこみ隊報告初登場の係についてです!
地震などの大災害では、地域の皆さんの力がとても重要です。
そのためには、火事や急病など、いざという時の対応についても、知っておくことが命を守ることに繋がります。
そこで、消防団の方々とともに町内会や自治会の訓練、小学生や中学生の防災教室など、災害に強いまちになるよう、地域防災に取り組み、「地域防災支援事業」を推進するため、今年の4月に消防団・防災支援係が誕生しました!
今回は、消防団・防災支援係が実施した訓練をご紹介します!

災害図上訓練をご存知ですか?
消防団・防災支援係が行う訓練にはさまざまな種類がありますが、今回はその1つ「災害図上訓練」をご紹介します!
災害図上訓練は、Disaster(災害)Imagination(想像力)Game(ゲーム)の頭文字を取ってDIG(ディグ)とも呼ばれ、自分の住む町の地図を使って、地域の特徴や防災対策を検討する訓練のことです。
参加者が地図を囲んで、色付けや書き込みを加えながら話し合うことによって、防災について楽しく学ぶことができるものとなっています。
今回は、区内の中学校に出向し、一緒に訓練を行いました。
訓練のやり方を説明する消防団・防災支援係長
消防職員・消防団員がアドバイスをしながら訓練をアシストします!
まずは、自分たちの住む町について、公園や川、大きな道路や橋などの特徴で色分けし、非常時に役に立つ施設にシールを貼るなど、パッと見てイメージしやすい地図をみんなで作ります。
次に、大きな地震が起きたらどんな被害が考えられるかを、メモに書いて張り付けたり、色を塗ったり地図に書き足していきます。
最後に、想像した被害を減らすには日頃から何を準備しておけば良いかなどの対策について考え、いざという時、地域のために、自分たちができることについてまとめました。
中学生の皆さんは楽しみながらも真剣に、一生懸命取り組み、素晴らしいまとめをしてくれました!
グループの考えをまとめます!
各グループ、一生懸命取り組んでいました!
当日、訓練会場の中学校を管轄に置く地元の消防団の方々にも参加いただき、一緒にDIGを実施しました。
訓練のまとめに、「地域を守る消防団の方々との交流も大切な繋がりだと感じました!」と言ってくれた生徒さんもおり、とても充実した訓練となりました!
消防団・防災支援係は、地域の方々とともに、災害に強いまちづくりを目指して活動しています。
今後も訓練に走り回る消防団・防災支援係の様子をはりこんでいきたいと思います!