File38　電車内のテロ災害対応訓練！

消防署は、あらゆる災害現場で迅速的確な活動が求められるため、さまざまな災害現場や設定を作って行う「想定訓練」を日々実施していることは、はりこみ隊でも何度がご紹介させていただいておりますが、今回は、武蔵中原駅で、JR旅客鉄道株式会社、中原警察署と合同で実施した想定訓練の様子をご紹介したいと思います！

今回の訓練は停車中の車両を使い、「電車内において、何者かがガソリンに火をつけ火災が発生し、複数の負傷者が発生した。」との想定で実施しました。

火災発生とともに、JR職員による初動対応、情報収集及び伝達訓練が行われ、119番、110番通報と同時に乗客の避難誘導訓練が行われました。

通報を受けて駆け付けた消防隊と救助隊が、煙が充満する車内に取り残された負傷者の救出と消火活動を行いました。

同じく通報を受けて駆け付けた警察職員が被疑者を確保し、訓練終了となりました。

このような場面に遭遇した場合は、次の災害に繋がらないよう、ご自身の安全を確保しつつ、パニックにならないよう対応することが大切です。

今回の訓練では、公共交通機関を対象としたテロ災害が発生した際に、適切に対応するため、3機関の連携を確認しました。

関係機関が普段から力を合わせて地域の防災力を高めています！