File47 命の最前線で更に良い活動ができるように
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24時間勤務を終えてから
中原消防署の講堂に24時間勤務を終えた救急隊が続々と集結、救命センターの医師も到着され、救急係長が準備に走り回る姿を見て、そっと訓練会場に潜入したはりこみ隊。今回は、救急隊員の救急技術確認訓練をご報告させていただきます!
訓練準備をする救急隊
救急係長も家族役の職員と訓練の最終確認

指令のアナウンスとともに訓練スタート
この訓練は、救急隊員の救急知識及び技術並びに連携の向上を図り、実際の救急現場で更によい活動ができるようにすることを目的として、救急指令のアナウンスから始まり、実際の救急出場のような状態を作り、訓練を行います。
救急隊長は、通報内容からさまざまな状況を考え、隊員に想定できるあらゆることを共有し、必要な資器材の準備を指示したり、関係機関への連絡を行うなど、現場到着までの間も救急隊を待つ傷病者のために、全力の対応をしています。
現場活動を開始する救急隊。医師も活動を確認しています。
活動する隊員と評価する職員

活動後には検討会を実施して活動を振り返ります
訓練終了後は、参加した指導医師や評価者から指導助言を受ける検討会を実施します。
自分の活動(処置)にかかる時間を把握すること、資器材の良いところや弱点を知ることで、現場状況によって道具を使い分けることも視野に入れた活動ができるといった具体的な指導助言が行われました。
また、熊谷署長からは「現場のご家族にとっては1分1秒も大変長く感じられる。状況を的確にお伝えすることや安全管理など、ご家族への配慮も忘れないで活動してほしい。」と講評がありました。
命の最前線で自分たちができる全てを尽くし、目の前の命が1つでも助かるよう、救急隊員一丸となってこれからも訓練を続けていきます!
検討会の様子