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平間寺(石造物)

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2018年7月20日

六字名号塔

六字名号塔

弘法大師道標

弘法大師道標

住所

川崎区大師町4-48

交通案内

京浜急行大師線「川崎大師駅」下車徒歩10分

地図

解説

 文献資料の乏しい川崎大師にとって、広い境内に残された数多い石造物は、歴史の間隙(かんげき)を埋める貴重な資料といえるでしょう。
 とくに近世の冒頭を飾る寛永5年(1628)銘の六字名号塔(ろくじみょうごうとう)(市重要郷土資料)と、寛文3年(1663)銘の弘法大師道標(市重要歴史記念物)は、川崎大師の特質ともいえる庶民信仰のモニュメントです。
 浅井了意の著した『東海道名所記』によれば、江戸の京橋に紀伊国屋作内と呼ぶ商人がおりました。彼は無筆文盲でしたが、熱心に大師を信仰し、機会をみては参詣を怠りませんでした。ある時参拝の帰り、六郷橋の上で筆を拾い、もち帰って墨をすり筆をとると、南無阿弥陀仏の六字名号がすらすらと書けるではありませんか。彼は随喜してこれを石碑に刻み、大師へ奉納したといいます。
 また、弘法大師道標は、もと東海道川崎宿と大師道との岐路に置かれていたもので、大師参詣者は川崎宿へ入り、この道標に導かれて多摩川の河口へと進み、大師へ至りました。
 石碑の表面に『大師河原 災厄消除 従是弘法大師への道』とあるように、江戸時代以来大師は厄除けの霊場で、歴代将軍の参詣も厄落しを主目的としています。
 文化6年(1809)3月7日、大師を訪れた太田南畝(なんぽ)はその『調布日記』に大師河原平間寺にいたる。去年の師走17日と26日詣でしなり。42の歳の厄とやらんいふものを除かんとて、必ず人の詣で来る所なるを、去年60にして初めて詣で、今日まで三度来れるもおかしと記し、つづいて境内にあるさきの六字名号塔を拝し、その銘文を書きとっています。
 なお、境内には、宝暦6年(1756)3月御三卿の一つ田安家によって奉納された宝篋印塔(ほうきょういんとう)、天保10年(1839)、川崎宿と大師門前を結ぶ大師道の道普請完成記念碑など、興味深い石造物があります。

所有指定文化財

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お問い合わせ先

川崎市 教育委員会生涯学習部文化財課

〒210-0004 川崎市川崎区宮本町6番地

電話:044-200-3305

ファクス:044-200-3756

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