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了延庵の庚申塔

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  • 更新日:
りょうえんあんのこうしんとう

 

 この庚申塔は、享保6(1721)年7月に大島村の講中9人によって造立されたもので、長らく川崎区桜本の個人宅に保管されていましたが、昭和30年代に了延庵に移されました。

 了延庵の場所は、かつての大島村の共同墓地で「貝殻塚」と呼ばれていました。元禄年間に了延という尼僧が仏の供養をしたので、「了延庵」と呼ばれるようになったといわれています。

 現在、了延庵の管理は、大島村の講中9人の子孫によって行われており、地域に根差して守られている文化財として貴重です。

員数

1基

種別

有形民俗文化財

所在地

川崎区大島4-23-7

年代

享保6(1721)年

規模

高さ106cm、幅46cm、厚さ22cm

公開情報

屋外にあり、常時見学可能です。

お問い合わせ先

川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3305

ファクス: 044-200-3756

メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp

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