中島延命地蔵尊の石造阿弥陀如来像
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中島延命地蔵尊は、寛文年間に疫病の退散を祈願し、村の鬼門に建立されたとされ、以来、地元の人々によって維持されてきました。現在は、中島八幡神社の総代会によって運営されています。
境内には多くの石造物があり、そのうちの石造阿弥陀如来像は、蓮座に立ち、右手を前に(臂から先は欠失)、左手は下にさげて来迎印を結んでいます。寛文7(1667)年に念仏講の結縁衆によって造立されたもので、市域最古の石造阿弥陀如来像です。
〔刻銘〕
正面 奉供養念仏講結衆二十六人為二世安楽也/☐寛文七丁未暦閏二月八日

員数
1基

種別
有形民俗文化財

所在地
川崎区中島1-13-9

年代
元禄10(1697)年

規模
高さ143cm、幅59cm、厚さ37cm

公開情報
屋外にあり、常時見学可能です。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3305
ファクス: 044-200-3756
メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp
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