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千蔵寺の石造大日如来坐像

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  • 更新日:
せんぞうじせきぞうだいにちにょらいざぞう

 

 かつて京急大師線東門前駅付近に大日塚と呼ばれる大日如来の石仏を祀った塚がありました。大正年間に海岸電気軌道の軌道が敷設されたために塚が取り払われ、像は現在の千蔵寺の境内に移されました。

 銘文から承応2(1653)年に清海によって造立されたことが明らかで、昭和55年刊「川崎市石造物調査報告書」によれば、市内に8例ある石造の大日如来像のうち最古例です。

 千蔵寺はもと清宝院という湯殿山派の修験で、本尊は大日如来を祀っていました。明治時代に廃寺になりましたが、明治30年に跡地に天台宗の千蔵寺が麻布から移転しました。

 江戸時代の大師地区の信仰の様子の一端を垣間見ることのできる資料です。

員数

1基

種別

川崎市地域文化財 有形民俗文化財

所在地

川崎区中瀬3-20-2

年代

承応2(1653)年

規模

高さ110cm、幅46cm、厚さ30cm

公開情報

屋外にあり、常時見学可能です。

お問い合わせ先

川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3305

ファクス: 044-200-3756

メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp

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