子神社社殿
- 公開日:
- 更新日:
江戸時代、東海道川崎宿を構成する久根崎町の洲河原(すがはら)に祀られ、明治3(1870)年に地域の人々によって再建された子神社の社殿。総欅造、小川清藏による彫刻が施されており、向拝中備には、大黒天を除く六福神、木鼻には俵に乗るネズミが表されています。
台石には寄進者の名が多数刻まれており、なかには万年屋半七、吹田屋泰助など川崎宿の有力者も含まれています。
明治45(1912)年、再建時の勧進主のひとり、森五郎作家に移され、邸内社となりましたが、昭和32(1957)年、森家の転居に際し稲毛神社に遷座されました。
川崎宿が存続していた時代に建てられた建物で、現存する数少ない例のひとつです。
員数
1棟
種別
有形文化財(建造物)
所在地
川崎区宮本町7-7 稲毛神社内
公開情報
見学を希望する場合は、文化財課にお問い合わせください
(公開時期や公開できる範囲などが限定されています)。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3305
ファクス: 044-200-3756
メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号156876