絹本着色聖童子会図
- 公開日:
- 更新日:
絹本着色聖童子会図 1幅
年代
中国明時代(伝趙孟頫筆)
法量
- 縦122cm
- 横48cm
所有者
川崎区大師町4-48
指定
市重要歴史記念物
昭和40(1965)年11月2日指定
解説
趙孟頫(1254~1322年)は字を子昻、号は松雪道人といい、中国南宋時代を代表する文人画家である。宋滅亡後は推挙を受けて元の歴代皇帝に仕えた士大夫で、書画ともにすぐれ、唐以来の伝統を範とする復古主義的作風を示した。人物、山水、竹石、画馬などあらゆる題材を巧みにこなし、その墨戯は逸品と称せられ後代に影響を与えた。
同じく書画をよくし墨竹の名手として知られた管道昇は、その妻である。
本図の筆者を子昻と結びつけることは措くが、古今の聖賢たちの幼時の逸話を図示した鑑戒画で、中国明時代の仏画手法を示す作品である。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3305
ファクス: 044-200-3756
メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号382