川崎駅前の石敢當
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昭和34(1959)年9月、宮古島をはじめとする沖縄諸島は数度の台風に襲われ、甚大な被害をうけました。
近代以降、川崎市には工場労働者等として沖縄出身者が多く移り住んでいたことから、川崎市議会は超党派で救援を決議し、市民に呼びかけ、総額358万円(当時のレートで1万ドル)を琉球政府へ贈呈しました。
この石敢當は、琉球政府から義援金への返礼品として川崎市へ贈られたもので、昭和45(1970)年9月1日に川崎駅前に川崎市と沖縄の友好親善と文化交流の絆の証として、市民の交通安全を祈って建てられました。
近代から現在に至る川崎と沖縄の交流を伝える文化財です。
員数
1基
種別
川崎市地域文化財 有形民俗文化財
所在地
川崎区駅前本町26 川崎駅前東口広場
公開情報
屋外にあるため、自由に見学可能です。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3305
ファクス: 044-200-3756
メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp
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