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絹本墨画 文殊大士像

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2010年8月13日

絹本墨画 文殊大士像

絹本墨画 文殊大士像 1幅

年代

室町時代(伝曾我蛇足筆)

法量

縦75.2cm 横35.6cm

所有者

平間寺(川崎区大師町4-48)

指定

市重要歴史記念物 昭和59年10月30日指定

解説

 背後の円光と本身を白ぬきとし、獅子の背に横坐し、如意を手にした白衣の文殊を水墨で画く。
 大士とは、開士とともに菩薩の通称であり、悟りを開き衆生を救済するものを意味する。凡人を士夫、僧を徳士と呼ぶ際、用いられる。
 通常の仏画では文殊は普賢とともに釈迦如来の脇侍として三尊を形成する。一方文殊は智慧を象徴し、禅宗では学問の場である禅寺僧堂の本尊となって定着作画され、祖師寒山は文殊の化身とする説話も派生する。
 水墨画による文殊像は、南北朝以来、衆寮の本尊である白衣観音像とならぶ中心的画題となり、図容も縄衣文殊、稚児文殊、利剣に経巻を持つもの、と多様化する。
 本図は、前景に斧劈皴の土坡、とくに平坦部表面のぬりのこしの描写には大陸様式が踏襲されている。肥痩のある太目の描線は古様で、大徳寺画僧曾我蛇足筆の伝承が生じた理由もうなずける。室町時代の制作。

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