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【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適なくらし方(2)

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自宅の整理収納についてのコラムを配信しています

地ケアイラスト

 多摩区では安⼼して暮らせる「住まいと住まい⽅」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの⼀環として整理収納アドバイザーの⽅を講師に迎え、⽉に1回、計6回にわたり市⺠講座コラムを掲載しています。2023年2⽉には公開講座も予定しています(終了しました)。
 ⼦どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、⾃宅の⽼朽化などで、⽇々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
 ⼈⽣後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを⼀緒に考えてみませんか?

講師紹介

椎名ともこ (ココチプラス代表)
・整理収納アドバイザー1級
・宅地建物取引⼠

コラム(2)モノを減らしたいのに捨てられない?

片づけビフォー

片づけビフォー

片づけアフター

片づけアフター

 片づけのサポートをしていて、皆様からよくお聞きするのは、「モノを減らしたいのになかなか捨てられない」ということです。そこで今回は、「捨てられない」に焦点を当ててみます。

 

 まずは「どうして捨てられないのか」要因を考えてみましょう。主なケースとその理由をいくつか挙げました。

・まだ壊れていない、ほとんど使っていないモノ

 【理由:「もったいない」と小さい頃から教育されてきた】

・段ボールやお店の紙袋、お菓子の空き箱などの入れモノ

 【理由:いつか、何かの時に使うかもしれないから保管しておこう】

・高価なモノ

 【理由:高いお金を出して買った過去の自分を否定してしまう気がする】

・お土産など人からもらったモノ

 【理由:相手のことを考えてしまうと申し訳ない気がする】

・人形やぬいぐるみ、お守り

 【理由:魂や念が宿っているなど迷信に縛られていて何となく怖い、捨て方がわからない】

・写真・子どもの小さい頃の作品など思い出や愛着が詰まったモノ

 【理由:思い出や手放す寂しさが強い】

 

 思い当たることはありますか。

 私たちはモノの力を借りて生活しています。日常の実用品や飾って眺めていると心が安らぐ物などさまざまです。一定の時間を共にしますから、捨てられないという気持ちが起こるのは、自然なことと言えるでしょう。

 同じモノでも、ある人にとっては思い出や愛着が多く詰まっていて、その場合は無理に捨てる必要はありません。

 まずは、捨てやすいモノから手放していきましょう。その時に考え方のコツがあります。

手放すモノ

手放すモノ

 一つは「モノには役割があり、その役目を終えたことに気づくこと」です。必要があって買ったモノも、時間が経つともう必要ではなくなって使わなくなります。役割に目を向けると「高かった」「もったいない」ということよりも「役目を果たしてくれてありがとう」という感謝の気持ちで手放しやすくなります。
 もう一つは「いつか使うかも」という「『いつか』は来ない」です。紙袋や空き箱などは意外と場所を取るし減りません。最小限を残して、あとは手放すのもよいでしょう。

 人生後半は年齢や体力を考えて、モノを減らしてスッキリ身軽に暮らしましょう。

市民講座を開催します(終了しました)

コラム筆者の椎名ともこさん、まちづくり局住宅整備推進課の小島担当課長を講師に迎え、人生後半の快適なくらしのための収納整理や、これからの住まいの活用方法についての市民講座を開催します。参加費は無料です。

テーマ:【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適なくらし方

     【家の将来】早い段階から高齢期の我が家のあり方や住まい方を考えよう

日程:令和5年2月14日(火) 午後2時から午後4時(予定)

会場:多摩区役所1階講堂

対象:一般市民

定員:30名

申込方法:次の2項目を電話、メール又はFAXでお知らせください

      (1)参加を希望する方全員のお名前

      (2)日中ご連絡が取れる電話番号

申込期間:令和5年(2023年)1月16日(月)から2月7日(火)まで

申込先:多摩区役所衛生課

    電話044(935)3306

    メールアドレス71eisei@city.kawasaki.jp

    FAX044(935)3394

お問い合わせ先

川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課

住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1

電話: 044-935-3306

ファクス: 044-935-3394

メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp

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