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【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適なくらし方(33)

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「自宅の整理収納についてのコラムを配信しています」

地ケアイラスト

  多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
  子どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
  人生後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?

「講師紹介」

  椎名ともこ (ココチプラス代表)
 ・整理収納アドバイザー1級
 ・宅地建物取引⼠

コラム(33)「子育てがひと段落した今、わが家を整えるという選択」

 これまで片づけのご相談を受ける中で、「子育てが一段落したので家を整えたい」という声を多く耳にしてきました。子どもが進学・就職などで家を離れ、ふと自分の時間や暮らしを見つめ直すきっかけとなるようです。

 ある方はこうお話しされました。
「春から子どもが進学し、それまで子どもに向けていた気持ちや時間が、自分の時間や夫婦の会話に向くようになって。これからは居心地の良い我が家をつくりたいなと思うようになりました」

 また、別の方はこんなふうに語ってくださいました。
「息子二人が同時に社会人と大学生になり、それぞれ一人暮らしをすることになって。これからは一人暮らしになるので、子どもたちのモノを整理して、自分が快適に過ごせる部屋にしたいと思いました」

 子育ての期間は、子どもの成長に合わせてモノもどんどん増えていきます。ベビー用品やおもちゃに始まり、学校の作品、教科書、制服、部活動の道具、そして習い事の道具まで。その都度必要なモノを揃えてきた結果、いつの間にか家の中はモノでいっぱいに。衣類もサイズが変わるたびに買い替えが必要ですし、家族の思い出を残す写真やアルバムも、年を追うごとに増えていきます。

 そんな子育ての時期が過ぎると、家の中にはかつて必要だったけれど、今は使わないモノが多く残されていることに気づきます。そして、夫婦二人や一人暮らしへと生活が大きく変化します。

 しかも今は「人生100年時代」と言われる時代。子育て後の人生は、意外と長く、そして自由です。

写真

 「子育てが終わったので、これからはもっと自分のために時間を使いたい。趣味の裁縫や編み物を楽しみたいので、自分の部屋がほしくて。子ども部屋を整理して自分の部屋に変えたい」と話してくださった方もいました。

 子育てが一段落した今こそ、これからの暮らしに目を向け、どんな空間でどんな時間を過ごしたいかを考える好機です。未来の自分のために、モノを見直し、整える。そんな時間を持ってみてはいかがでしょうか。

 

お問い合わせ先

川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課

住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1

電話: 044-935-3306

ファクス: 044-935-3394

メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp

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