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【片付けで叶える】人生後半の身軽で快適な暮らし方(24)

  • 公開日:
  • 更新日:

「自宅の整理収納についてのコラムを配信しています」

地ケアイラスト

 多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
子どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
人生後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?

「講師紹介」

 椎名ともこ (ココチプラス代表)
 ・整理収納アドバイザー1級
 ・宅地建物取引⼠

コラム(24)50代になったら、早めの生前整理の片づけをはじめよう」

 「生前整理」という言葉を聞いてどんなイメージを持ちますか?「高齢になって人生の終わりに近づいた際に行うもの」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。たとえば、高齢者施設に入居する際に、家を整理しながら身の回りの持ち物を片付けるといった場面が想像されます。しかし、最近は「生前整理」を50代から早めに始める人も増えており、持ち物を減らし、生活を身軽にしようとする考え方が広がりつつあります。
 
 そもそも「生前整理」とは何か?

 これは、自分が去った後、残された家族に負担をかけないためにモノや財産を整理しておくということです。それだけでなく、今の自分自身の生活をよりシンプルに、そして豊かにするために整理整頓する行動でもあります。片付けの観点からはモノを整理し、必要なモノだけを残すことで、日々の生活に余裕が生まれ、自由な時間を増やすことができるのです。

 特に50代からの生前整理の片づけには、以下のようなメリットがあります

1.家族への負担軽減

早めにモノを整理しておくことで、残された家族が将来、苦労することを防げます。家族への精神的、肉体的な負担を大幅に減らせます。

2.精神的な整理

持ちものを整理することで、頭の中もすっきりし、心の負担が軽くなります。大切なモノに集中でき、今後の人生に対する心の準備が整います。自分が今後どのような生活を送りたいかを見つめ直すきっかけにもなり、人生の新たなステージに向けた準備が整います

3. 生活のシンプル化

不要なモノを処分し、身の回りを整えることで、生活がより機能的になります。モノの管理が楽になり、無駄な買い物や浪費も減り、シンプルで心地よい生活を実現できます。


「生前整理の片づけ」はこれからの人生をより良くするための手段
です。早い段階で始めることで、心身ともに軽やかな生活を手に入れることができ、自由な時間をもっと楽しむことが可能になりますのでとてもオススメですよ。

コラムイラスト

お問い合わせ先

川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課

住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1

電話: 044-935-3306

ファクス: 044-935-3394

メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp

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