【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適なくらし方(3)
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自宅の整理収納についてのコラムを配信しています
多摩区では、安⼼して暮らせる「住まいと住まい⽅」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの⼀環として整理収納アドバイザーの⽅を講師に迎え、⽉に1回、計6回にわたり市⺠講座コラムを掲載します。2023年2⽉には公開講座も予定しています(終了しました)。
⼦どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、⾃宅の⽼朽化などで、⽇々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
⼈⽣後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを⼀緒に考えてみませんか?

講師紹介
椎名ともこ (ココチプラス代表)
・整理収納アドバイザー1級
・宅地建物取引⼠

コラム(3) キッチン収納を見直すと家事が時短になる・ラクになる
食事作りは毎日のことなので、キッチンが使いやすいかそうでないかは、暮らしやすさの大きなポイントになります。今回は「キッチン収納」について考えてみます。
キッチンならではの特徴は、なんといっても「道具や食材の種類や数が多い」ことです。
・調理器具(鍋・フライパン・ザル・ボウル・包丁・まな板・おたま・しゃもじ…)
・食器、箸・スプーン・フォークなどのカトラリー
・保存容器(タッパーなど)
・調味料各種とそのストック
・保存食材(米・乾物・缶詰など)
・台所清掃道具(洗剤各種・スポンジ・ブラシ)
挙げたらキリがないくらい種類も数も多いですね。
キッチン収納を考える時に大事なのはとにかく「取り出しやすく、しまいやすい」です。そのためのポイントがいくつかあります。
1.「複数ある同じモノ」を最小限に減らす
まずは、モノの数をできるだけ減らしましょう。収納スペースがぎゅうぎゅうに詰まっていると取り出しにくいですし、必要な時にどこにあるかわからず探してしまいます。
特に同じようなモノが複数ある場合は、必要最小限に減らしましょう。鍋やフライパン、ザルやボウルなどは壊れにくいので、新しいものを買っても「まだ使える、もったいない」という気持ちが働いて手放さず、結果として同じ大きさや形のものがたくさん保管されている状態になりがちです。
いつも使うものは意外と限られています。ただでさえキッチンはモノの種類や数が多いです。使わないモノはできるだけ手放して、収納スペースに「ゆとり」を作りましょう。

2.「よく使うモノ」は取り出しやすい場所に収納する
キッチンをいちばん使う人をイメージしてください。ご自身であれば、自分の動きに合わせて「取り出しやすい場所に『よく使うモノ』を優先的に収納」します。
しょっちゅう使うものはすぐに取り出せる真ん中辺り、たまにしか使わないものは少し取り出しにくい上の戸棚や下の方に保管するなど。
また、例えばタッパーのような保存容器などは、よく使う一軍、たまに使う二軍に区別して、場所を分けて収納するのもよいでしょう。

キッチン収納がうまくできると、「使いたいものをサッと取り出せる」「限られたスペースで効率よく動ける」ので、調理や後片づけがラクになり、時短にもなります。家事にかける負担や時間を減らして、人生後半は自分の趣味ややりたい事に使う時間を増やしませんか。

市民講座を開催します(終了しました)
コラム筆者の椎名ともこさん、まちづくり局住宅整備推進課の小島担当課長を講師に迎え、人生後半の快適なくらしのための収納整理や、これからの住まいの活用方法についての市民講座を開催します。参加費は無料です。
テーマ:【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適なくらし方
【家の将来】早い段階から高齢期の我が家のあり方や住まい方を考えよう
日程:令和5年2月14日(火) 午後2時から午後4時(予定)
会場:多摩区役所1階講堂
対象:一般市民
定員:30名
申込方法:次の2項目を電話、メール又はFAXでお知らせください
(1)参加を希望する方全員のお名前
(2)日中ご連絡が取れる電話番号
申込期間:令和5年(2023年)1月16日(月)から2月7日(火)まで
申込先:多摩区役所衛生課
電話044(935)3306
メールアドレス71eisei@city.kawasaki.jp
FAX044(935)3394
お問い合わせ先
川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課
住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1
電話: 044-935-3306
ファクス: 044-935-3394
メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp
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