【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適なくらし方(31)
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「自宅の整理収納についてのコラムを配信しています」

多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
子どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
人生後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?
「講師紹介」
椎名ともこ (ココチプラス代表)
・整理収納アドバイザー1級
・宅地建物取引⼠
コラム(31)「自分ルールで“手放す習慣”を育てる」
整理収納アドバイザーとして、たくさんのご家庭の片づけのサポートをしていますが、「捨てられない」というお悩みは本当に多く耳にします。
実は私自身も、もったいないという気持ちや思い出により、捨てることをためらうことがありました。
最近、長年使ってきたワークチェアを買い替えました。フォルムも座り心地も気に入っていて、まだ使える状態ではあったのですが、あちこちに不具合が出てきていたのです。以前の私なら、「まだ使えるし…」とそのまま置いていたと思います。でも今回は迷わず手放しました。
なぜなら、私にはひとつ決めているマイルールがあるからです。それが「一つ買ったら、一つ手放す」ことです。このルールを意識するようになってから、買い物のたびに「これは本当に今の暮らしに必要か?」「これを迎えるなら、何を手放すか?」と考えるクセがつきました。
もし、手放さなければ、モノの数が増えることになりますから、せっかく新しくモノを買ったのに、部屋が片づかなくなってしまいます。
モノを手放すからこそお部屋がスッキリ整うのです。

「手放す習慣」は、急には身につきません。でも、自分に合ったルールを持つことで、一つの軸になるので、迷った時にはこの軸で手放すことができるようになっていきます。
もし「なかなか捨てられない」と感じているなら、自分なりのルールを一つ決めてみるのがおすすめです。
私のように、「一つ買ったら、一つ手放す」というシンプルなルールでも十分効果があります。
無理なく続けられる小さなルールが、暮らしの心地よさを少しずつ変えていってくれますよ。
お問い合わせ先
川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課
住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1
電話: 044-935-3306
ファクス: 044-935-3394
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