【片付けで叶える】人生後半の身軽で快適な暮らし方(19)
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「自宅の整理収納についてのコラムを配信しています」
多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域ケア包括システムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
子どもが独立するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
人生の後半の暮らしの快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?
「講師紹介」
椎名ともこ (ココチプラス代表)
・整理収納アドバイザー1級
・宅地建物取引士
コラム(19)新生活は片付けで整えよう
新年度になり、学生から社会人になった方、お子さんが独立された方、引っ越しされた方、あるいは仕事では転職や引退をされた方など、生活が大きく変わられた方もいらっしゃると思います。
●モノの量を調整する
生活が変わることに伴って、新しく必要なモノを買い揃えることがあるかと思います。
モノを買い揃えるということは「モノが増える」ということです。一人の人が所有するモノの量には適正量があると言われています。家の広さや収納スペースによりますが、モノが増えすぎると、どうしても散らかりやすくなります。一方でこれまで使っていたモノでもこれからは必要なくなるモノもあるでしょう。使わないモノが溜まっていくと、片づけた状態をキープするのがさらに難しくなります。
例えば、「お子さんが社会人になったら学生時代のモノ」、「お仕事を退職されたらスーツやバッグ」を整理するなど、「生活が変わる=モノを入れ替える」と考えて、不要になったモノはできるだけ手放し、モノの量を調整するようにしましょう。
●GWは片づけには絶好の季節
これからの時期は一年でいちばん過ごしやすい気候で活動的になりますが、片づけにも絶好の季節でもあります。私は毎年、GWの計画をする時に、一日は大きな片づけや大掃除に充てています。例えば、リモートワークになった年は、リビングに自分のワークスペースを作りました。また、ある年はクローゼットの洋服を整理して、タンスを一つ処分しました。
このようにまとまった時間が取れて、作業をするのにストレスも少なく、とてもすがすがしいので、この時季に大きめの片づけをするのは大変オススメです。
今年のGWは、本の整理を思い切ってしようかな。皆さんも何かトライしてみませんか。
ライフスタイルが変わる節目のこの時季、片づけで住まいも気持ちも整えて、新生活をより充実したものにしていきましょう。
お問い合わせ先
川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課
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