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【片付けで叶える】人生後半の身軽で快適な暮らし方(25)

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  • 更新日:

「自宅の整理収納についてのコラムを配信しています」

 多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
子どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
人生後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?

地ケアイラスト

講師紹介

 椎名ともこ (ココチプラス代表)
 ・整理収納アドバイザー1級
 ・宅地建物取引⼠

コラム(25)「写真・アルバムを整理して思い出を鮮やかに」

 写真やアルバムの整理は、過去の思い出をどう扱うかという大切なテーマです。

 今回は、私が一緒に片づけサポートした女性の具体例を元に、写真やアルバムの整理について考えてみましょう。その方は、旦那さんと高校生の娘さん、大学生の息子さんの4人家族。自分が50歳になり、子育てが一段落したところで、押し入れの下半分を占めていたアルバムと写真の整理に取り組むことにしました。

まず、下準備として、どんな写真があるかを時代ごとに振り返り、カテゴリーごとに分けていくことで、整理の方向性が見えてきました。

●自分の独身・社会人時代の写真

 友人との旅行や会社同僚との写真が多くありましたが、自分ではほぼ見返すことがない。旦那さんに確認すると、この頃の彼女の記憶はしっかりと残っており、写真は必要ないとのこと、数枚だけ残し、ほとんどの写真を手放すことにしました。

●結婚式と披露宴の写真

 披露宴のスナップ写真が大量にありましたが、似たような写真が多いため、数枚だけ残してあとは手放すことにしました。正式に撮影した新郎新婦の写真と参列者の集合写真は残しました。

●お子さんの赤ちゃん時代の写真

 お子さんが生まれてからこの時期の写真は、家族全員にとって思い出が深く、アルバムをそのまま残すことにしました。

●お子さんが小学校高学年から中高生時代の写真

 この頃は、スマホで写真を撮る機会が増えたため、紙の写真は少なく、娘さんたちも特に思い入れがなかったことから、数枚を残してほとんどを手放しました

このように整理した結果、押し入れの半分を占領していたアルバムと写真は、最終的に10分の1の量に減りました。手元に残った写真は、家族全員にとって大切な思い出が詰まった写真ばかりです。彼女は「コンパクトにまとめることで、スペースが確保され、思い出のエッセンスが詰まった写真・アルバムになったのでとても嬉しい」とおっしゃっていました。

イラスト


 写真やアルバムの整理は、一見すると面倒に感じるかもしれませんが、節目のタイミングで一度、思い切って、取り組んでみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ先

川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課

住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1

電話: 044-935-3306

ファクス: 044-935-3394

メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp

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