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【片付けで叶える】人生後半の身軽で快適な暮らし方(34)

  • 公開日:
  • 更新日:

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「自宅の整理収納についてのコラムを配信しています」

地ケアイラスト

 多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
子どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
人生後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?

「講師紹介」

 椎名ともこ (ココチプラス代表)
 ・整理収納アドバイザー1級
 ・宅地建物取引⼠

コラム(34)「リビングを整えたら、心の宝物が見つかった」

 先日、片づけのサポートをさせていただいた方の話です。
息子さんが大学生となり一人暮らしを始め、これからは夫婦二人の生活。そんなタイミングで「リビングを今の暮らしに合った空間に整えたい」と相談を受けました。
彼女は、お米作りや体操教室、コーチングなど多方面で活躍されていて、とても忙しい日々を送っています。理想のリビング像を伺うと、「快適に仕事ができるスペース」と「ゆっくりくつろげる空間」がほしいとのことでした。

 そこで私はまず、「リビングには今使うモノだけを残しましょう」と提案しました。
日々の生活の場だからこそ、使わないモノは手放すか、別の場所へ移動する方針で、まずは仕事関係の棚や引き出しから手をつけました。ファイルには過去の書類が山ほどあり、すでに不要なものが大半でした。
引き出しには、いつの間にか忘れていたモノが詰まっていて、本人も「こんなものあったんだ」と驚かれることも。気づかずにいたということは、それだけ使っていない証拠です。

 しかし、すべてが不要だったわけではありません。ある引き出しから出てきたのは、彼女のお母さんが昔、旅先で買ってくれたキーホルダー。当時、お母さんが娘をイメージして選んだものだったそうです。彼女は目を輝かせながら「こんなところにあったんだ。お母さんとの思い出なので見つかって本当にうれしい。早速使いたい」とおっしゃいました。

コラム画像

リビングは毎日の暮らしの中心で、特にモノが多い場所でもあります。リビングを整えることは、自分のこれからの暮らしを見つめ直すのにとても有効です。また、片づけの作業の中で大切な記憶や思い出【心の中に埋もれていた宝物】が姿を現すこともあります。

お盆の時期など、少し立ち止まって暮らしを見直したくなる季節に、片づけに取り組んでみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ先

川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課

住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1

電話: 044-935-3306

ファクス: 044-935-3394

メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp

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