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【片付けで叶える】人生後半の身軽で快適な暮らし方(38)

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  • 更新日:

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「自宅の整理収納についてのコラムを配信しています」

地ケアイラスト

 多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
子どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
人生後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?

「講師紹介」

 椎名ともこ (ココチプラス代表)
 ・整理収納アドバイザー1級
 ・宅地建物取引⼠

コラム(38)「家の中に「自分の好きなスペース」をつくってみませんか」

先日、お片づけのサポートに伺ったお客様のお話です。

息子さんが大学進学で家を離れ、これからは自分の時間をもっと楽しんでいきたいとのことで、片づけサポートの依頼がありました。「これからどんなふうに暮らしたいか」イメージを伺ったところ、若い頃はご主人と山登りを楽しんでいたそうですが、子育てや家事、仕事に追われるうちに、いつの間にか趣味から遠ざかっていたそうです。それでも「また二人で山に行きたいね」と、ご夫婦で話していたと教えてくださいました。

そこで、「いつか再開したい山登りの道具を飾るスペースを作りたい」というのが、今回の片づけの目標となりました。

一緒に片づけを進めながら、ある日に倉庫の整理に着手することに。倉庫は、子どもの五月人形や季節ごとの飾り、ベビーベッドや幼少期のおもちゃ、ストーブなどの生活用品が長年積み重なり、足の踏み場もないほどモノであふれていました。

 まずはすべての荷物を外に出し、「今も使うもの」「残しておきたいもの」「もう役目を終えたもの」を一つひとつ丁寧に選別。時間はかかりましたが、必要なモノだけが手元に残り、全体の量をグッと減らすことができました。すると、思いがけない“空きスペース”が生まれました。

そこに棚を設置し、山登り用のリュックや靴、道具を並べていくと、お客様の表情がみるみる変わっていきました。
「倉庫を片づけたら、こんなところに趣味のスペースができるなんて思いもしませんでした。棚を眺めるとワクワク感が出て、夢が広がります。」

そううれしそうに話される姿がとても印象的で、私も胸が熱くなりました。

コラム画像

人生後半は、自分のスペースを小さくてもよいので家の中につくることをお勧めします。
スペースは小さなデスクや押し入れの一角でも、棚一段でも十分。
きっと日々の喜びや、自分らしく生きるエネルギーが湧いてくることでしょう。


お問い合わせ先

川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課

住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1

電話: 044-935-3306

ファクス: 044-935-3394

メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp

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