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【片付けで叶える】人生後半の身軽で快適な暮らし方(41)

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「自宅の整理収納についてのコラムを配信しています」

地ケアイラスト

 多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
子どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
人生後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?

「講師紹介」

 椎名ともこ (ココチプラス代表)
 ・整理収納アドバイザー1級
 ・宅地建物取引⼠

コラム(41)「毎日がちょっと楽になる収納の工夫」

 ある時、キッチン横のパントリー(納戸)を使いやすくしたいとのことで、片づけサポートのご依頼をいただきました。
始める前に、まずは普段の生活の様子や思いをお聞きしました。彼女はとても料理が好きで、調味料や道具も豊富にお持ちでした。特に圧力なべは毎日のように使っているとのこと。ただ、体格は小柄なため、重たい圧力なべの出し入れは少し負担になっていました。

 パントリーの中を拝見すると、タッパーや調味料がぎっしりと並び、圧力なべだけでも3〜4個あります。
まずは棚の中身を全部出してみました。棚が空っぽになると、「こんなに入っていたんですね」とご本人も驚いた様子。

量を目で見ることは、自分の持ちものを自覚する大切な時間です。使っていないもの、期限切れのもの、ダブっているものを選別しました。

コラム画像

 次にあらためて収納を考えていきます。
収納の目的は大きく二つ。「使いやすく、しまいやすいこと」と「探し物をしなくて済むこと」です。今回、最優先で見直したのは圧力なべの置き場所でした。なぜなら、圧力なべはとても重い上に、彼女が毎日のように使うものだったからです。重たいものが取り出しにくい場所にあると、それだけで小さな負担が積み重なっていきます。そこで、彼女の身長や動きに合わせ、いちばん無理のない位置へ移動しました。

 また、調味料は棚に直置きの状態でした。同じような容器が並び、どこに何があるのか探すこともしばしばあったため、種類ごとにカゴへまとめました。和風、洋風、スパイスと分け、使うときはカゴごと取り出せるようにしました。こうすることで、料理中に探したり、あちこち手を伸ばしたりする手間がなくなります。また、残りが少なくなっていることにもすぐ気づけるため、「また同じものを買ってしまった」ということも防げるようになりました。

コラム

 数日後、彼女から連絡がありました。

「収納の場所を変えただけで、こんなに楽になるなんて思いませんでした。料理がますます楽しいです」
 その言葉を聞き、私もとても嬉しく思いました。

家事は毎日のこと。ほんの少しのやりにくさも、積み重なれば大きな負担になります。その小さなストレスをひとつ取り除くだけで、暮らしはぐっと快適になります。まずは、毎日よく使うものの置き場所から見直してみてはいかがでしょうか。


お問い合わせ先

川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課

住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1

電話: 044-935-3306

ファクス: 044-935-3394

メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp

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