【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適な暮らし方(10)
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自宅の整理収納についてのコラムを配信しています
多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域ケア包括システムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
子どもが独立するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
人生の後半の暮らしの快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?
講師紹介
椎名ともこ (ココチプラス代表)
・整理収納アドバイザー1級
・宅地建物取引士
コラム(10)ズボラだからこそ収納のコツを押さえて毎日の片づけをラクしよう!
「片づけなくちゃいけないけれど、面倒くさいから後で片づけよう」とついつい後回しにしてしまうこと、皆さんはありませんか。
私は整理収納アドバイザーなのですが、片づけが全く苦にならないというわけではありません。むしろ自分の性格は面倒くさがりやで、どちらかというとズボラだなと思っています。「片づけるのは億劫だな」と思うこともよくあります。だからこそ、「いかに手間を減らして、サッと取り出して、しまえるような収納にするか」を追求して工夫してきました。その結果、毎日の片づけがどんどんラクになっています。
今日は、そんな私のようなズボラさんにオススメする収納のコツをいくつかご紹介します。
1.動線を考えて定位置を決める
収納を考える時に、まずは普段の生活の動線をイメージしてください。「どこでそのモノを使うか」を考えて、いちばん使う場所に収納を決めましょう。
例えば、下着や寝間着を洋服とは別に脱衣所に収納します。そうすると、わざわざ部屋から運ばなくても、入浴後にその場で脱ぎ着ができますね。
2.使う時のことを考えてグループ分けして収納する
「1つの用事をする時に使うモノ」を同じグループにして、一ヵ所にまとめて収納します。
例えば、私の場合、宅配便で荷物を送るために梱包したり、通販サイトで買い物したものを開封することがよくあります。その時に使う「ガムテープ・セロハンテープ・ハサミ・カッター・緩衝材(プチプチ等)」は、ボックスに入れてひとまとめにしています。
3.収納する時の動作をできるだけ少なくする
きちんと収納しようとし過ぎて、出し入れしにくい収納になってしまっていないでしょうか。
例えば、「扉を開けて、引き出しを開いて、ボックスのフタを開けて、ようやく取り出せる」ような収納だと、動作の回数が多くなって、しまう時も億劫になります。なるべく収納する時の動作の回数を少なくしましょう。
4.仕切りは細かすぎない
これも同じく、きちんと収納しようとして、仕切りなどで細かく区切っていませんか。必要以上に細かく区切り過ぎるのは、かえって管理が大変になります。
「ざっくりここに入れればよい」と収納場所を決めておけば、あちこち探し回る必要がなくなりますから、自分のタイプに合った適当さも大事です。ズボラさんだからこそ、無理せず上手な収納で、毎日の暮らしをラクにしませんか。
お問い合わせ先
川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課
住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1
電話: 044-935-3306
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