【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適な暮らし方(13)
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自宅の整理収納についてのコラムを配信しています
多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域ケア包括システムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
子どもが独立するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
人生の後半の暮らしの快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?講師紹介
椎名ともこ (ココチプラス代表)
・整理収納アドバイザー1級
・宅地建物取引士
コラム(13)収納グッズを買っても片づかない!?
近年100円ショップやネットショップが普及して、とても便利になりました。私もしょっちゅう利用していて、収納グッズも気軽に買えるようになりました。
その反面、安く手軽に買えるので、これよさそう!と思ったら、あまり考えずにうっかり買ってしまって、でもいざ使ってみると、サイズが合わない、使いにくいなど無駄にしてしまった経験をした方も多いのではないでしょうか。
●片づけには手順がある
「片づけ」というと、キレイにモノが収まったクローゼットや棚などを思い浮かべるかもしれません。そのためにすぐ収納グッズを買ってしまいがちですが、それは片づけ作業の終わった状態です。実はそれまでのプロセス=手順を踏んで片づけることが大切です。
「片づけ」の別の言い方は「整理収納」とも言いますね。整理収納は「整理」と「収納」に分かれます。
整理は必要なモノと不要なモノに分ける→不要なモノを取り除いて収納スペースに収まる適正な量にすることです。
整理したら、次に収納します。収納はモノの定位置を決めて収めることです。
●収納グッズは手順の最後に揃える
この段階になったら、はじめて収納グッズを揃えます。つまり、「ここに何をどのくらい収納するのか」を決めてから、場所やモノに合った収納グッズを揃えるのです。それまでは、紙袋など「仮の容れ物」に入れておきます。
このようにすれば、収納グッズを無駄にすることが少なくなっていくでしょう。
収納グッズといえども、モノであることは変わりありません。片付けの最後に収納グッズを揃えることを覚えておいて、やたらと増やさないように心がけましょう。
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