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【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適な暮らし方(18)

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自宅の整理収納についてのコラムを配信しています

地ケアイラスト

 多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい方」を実現していくため、地域ケア包括システムの仕組みの一環として整理収納アドバイザーの方を講師に迎え、月に1回市民講座コラムを掲載します。
 子どもが独立するなどのライフスタイルの変化や、自宅の老朽化などで、日々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
 人生の後半の暮らしの快適なものとできるよう、これからのことを一緒に考えてみませんか?

講師紹介

椎名ともこ (ココチプラス代表)
・整理収納アドバイザー1級
・宅地建物取引士

コラム(18)衣替えをしない収納!?でもっと身軽に快適に!

 今の時季、日に日に暖かくなってきたかと思えば寒くなったりして、何を着ようか迷ってしまいますね。日本には四季がありますので、季節の変わり目に「衣替え」をする習慣があります。最近は昔と気候が変わってきましたので、この時季にそろそろ衣替えしよう、と考える方も多いのではないでしょうか。
 衣替えの作業は、たくさんの衣類をまとめて洗濯したり、クリーニングに出したり、秋冬の衣類と入れ替えたりと、仕事量が多いものです。今回はこの負担を少しでも軽くするご提案をしたいと思います。

●衣替えのタイミングで不要な洋服衣類を手放そう
 
まずは、全体の衣類の量を見直してみましょう。秋冬の衣類をしまう前に、その衣類を来年以降も着るのかどうか考えてみましょう。
 
今シーズン着なかったということは、それがなくても困らなかったということです。また、お気に入りの服でも何回も着ていれば、生地が伸びたり傷んだり、シミができたりしますので、素敵に着ることができなくなります。そういった衣類は「自分にとっては必要なかった」あるいは「じゅうぶん活躍してくれた」と考えて、思い切って手放してもよいのかもしれません。
 収納スペースに収まる量に減らせれば、大量の衣類を別の部屋に移動させるなどの負担も少なくなります。衣替えはその絶好のチャンスです。

●収納スペースの中で位置を入れ替えるだけで衣替えは完了
 私は基本的に衣替えをしません。衣替えのタイミングで衣類を見直して、クローゼット一つに収まるように調整しています。そうすると、季節によって衣類の位置を入れ替えるだけで済みます。
 クローゼットのハンガーポールにかかっている衣類については、今の季節のものは取り出しやすい中央、季節外れの衣類は端に寄せます。また、折りたたむ衣類は「キャスター付き引き出しラック」を活用します。今の季節の衣類と季節外れの衣類を分けてそれぞれ別の引き出しラックに収納します。押入れであれば手前と奥、クローゼットであれば中央と端にラックの位置を入れ替えるだけで衣替えは終了。別々の部屋に収納する場合でも、引き出しを入れ替えるか、ラックごと移動して入れ替えればよいので、とてもラクです。

衣替え

 人生後半は量よりも今の自分に合ったものに絞り、「衣替えは必ずしもしなくてもよい」という考え方を取り入れて、身軽に暮らしませんか。

お問い合わせ先

川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課

〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1

電話: 044-935-3306

ファクス: 044-935-3394

メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp

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