【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適なくらし方(4)
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自宅の整理収納についてのコラムを配信しています
多摩区では、安心して暮らせる「住まいと住まい⽅」を実現していくため、地域包括ケアシステムの仕組みの⼀環として整理収納アドバイザーの⽅を講師に迎え、⽉に1回、計6回にわたり市⺠講座コラムを掲載します。2023年2⽉には公開講座も予定しています(終了しました)。
⼦どもが独⽴するなどのライフスタイルの変化や、⾃宅の⽼朽化などで、⽇々の暮らしの管理に困りごとが出てきていませんか?
⼈⽣後半の暮らしを快適なものとできるよう、これからのことを⼀緒に考えてみませんか?
講師紹介
椎名ともこ (ココチプラス代表)
・整理収納アドバイザー1級
・宅地建物取引⼠
コラム(4) 思い出のモノの整理~写真・アルバム・子どもの作品・お土産~
皆さん、写真やアルバムなどをいざ整理しようとすると、一つ一つ手に取ってついつい昔の思い出に浸ってしまってそのうちに時間が経ってしまい、結局終わらずに「また今度」という経験はありませんか。
片づけの中で「思い出のモノの整理」は特に難易度が高いと言われています。家族・友人との思い出や愛着が詰まっていて、そういうものほど手放す寂しさが強く捨てづらいものです。写真やアルバムの他にも、思い出のモノは長い年月の間、知らず知らずのうちに溜まっていきます。
【思い出のモノの例】
・アルバム、整理されていないままの写真
・子どもの幼稚園や小学校の作品
・日記、手紙、年賀状
・旅行のお土産、人からもらったモノ
思い出のモノを整理する時は、いくつかポイントがあります。
◆お部屋全体を片づける時は、思い出の品は最初に手を付けない
全体を片づけてから、最後に思い出のモノに取り掛かるようにしましょう。そうでないとお部屋全体の片づけが終わりません。別の日に時間を取って作業するのもよいでしょう。
◆収納するスペースを決めてそこに収まる分量を目安に残す
今回は写真・アルバムを例にとってお話しします。写真は大切な思い出ではありますが、皆さん、どのくらいの頻度で見ていますか。年に1回?あるいは数年に1回あるかないか?実はほとんど見る機会がないという方も案外多いかもしれません。
一口に写真・アルバムと言っても、自分自身が生まれてから小さい頃、学生時代、社会人時代。結婚してからは結婚式の写真、子どもが生まれてから幼少期の家族写真、入学・卒業などの学生時代など、種類も数もとても多いのです。
「収納するスペースを決めて、そこに収める分だけ残す」ことを目安にすると、「残すモノ」と「手放すモノ」を選んでいく時にとても選びやすくなります。
すると、それまではたくさんの写真の中に埋もれていた「大切な思い出としてとっておきたい写真」が浮かび上がって手元に残っていきます。
人生後半にお子さんが独立して夫婦二人、あるいは一人暮らしになった、そのような生活スタイルの節目が来たタイミングで、思い切って大切な思い出と向き合って整理してみてはいかがでしょうか。
市民講座を開催します(終了しました)
コラム筆者の椎名ともこさん、まちづくり局住宅整備推進課の小島担当課長を講師に迎え、人生後半の快適なくらしのための収納整理や、これからの住まいの活用方法についての市民講座を開催します。参加費は無料です。お気軽にご参加ください!
テーマ:【片づけで叶える】人生後半の身軽で快適なくらし方
【家の将来】早い段階から高齢期の我が家のあり方や住まい方を考えよう
日程:令和5年2月14日(火) 午後2時から午後4時(予定)
会場:多摩区役所1階講堂
対象:市民の方(年齢は問いません。ご興味のある方はどなたでも)
定員:30名
申込方法:次の2項目を電話、メール又はFAXでお知らせください
(1)参加を希望する方全員のお名前
(2)日中ご連絡が取れる電話番号
申込期間:令和5年(2023年)1月16日(月)から2月7日(火)まで
申込先:多摩区役所衛生課
電話044(935)3306
メールアドレス71eisei@city.kawasaki.jp
FAX044(935)3394
お問い合わせ先
川崎市多摩区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)衛生課
住所: 〒214-8570 川崎市多摩区登戸1775番地1
電話: 044-935-3306
ファクス: 044-935-3394
メールアドレス: 71eisei@city.kawasaki.jp
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