鯢山先生之碑
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江戸時代後期、登戸で医師、手習・漢学の師匠として慕われた阿部益齊の頌徳碑、筆子塚。
阿部益齊(1800~1854)は奥州出身で、江戸で医学を学び、登戸に移りました。医療の傍ら、天保年間に登戸の光明院で寺子屋を開き、手習いや漢学の師匠として庶民の教育にあたり、多くの門人から敬愛されました。
石碑の正面には「鯢山先生之略伝」、背面には阿部益齊の辞世の句とともに益齊が55才で亡くなって下菅生村の秋月院に葬られたことが、益齊の子・容齋により記されています。
近世の登戸地区における文化・教育活動を知る上で貴重な資料です。

員数
1棟

種別
有形文化財(歴史資料)

所在地
多摩区登戸1253

公開情報
屋外にあり、常時見学可能です。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3305
ファクス: 044-200-3756
メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp
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