玉林寺の石幢
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幢とは、仏堂を飾る六角または八角に組み合わされた「はた」で、石製のものを石幢(せきどう)と呼びます。
玉林寺境内の観音堂前に安置されている石幢で、六角柱の各面に地蔵菩薩を一体ずつ浮彫しています。銘文から天保15(1844)年に造立されたことがわかります。
玉林寺に伝わる仏涅槃図(市重要歴史記念物、文化14(1817)年)中に表現される地蔵菩薩への信仰と関連していると考えられ、江戸時代後期の地蔵信仰の様相を表す資料として貴重です。

員数
1基

種別
有形民俗文化財

所在地
多摩区菅馬場2-20-1

年代
天保15(1844)年

規模
高さ181cm、幅70cm、厚さ52cm

公開情報
屋外にあり、常時見学可能です。
お問い合わせ先
川崎市教育委員会事務局生涯学習部文化財課
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-3305
ファクス: 044-200-3756
メールアドレス: 88bunka@city.kawasaki.jp
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