東京都水道局と非常時を想定した水道水の相互融通訓練を実施しました！

　川崎市と東京都は、震災時や水源水質事故時等の非常時に、水道水を相互に融通することができる連絡管を東京都町田市に布設しており、平成19年から水道水の相互融通に関する訓練を行っております。今年度は東京都町田市内の配水本管の一部が損傷することを想定した、川崎市から東京都に水道水を融通する相互融通訓練を令和7年12月8日に延べ39名（川崎市上下水道局21名、東京都水道局18名）で実施しました。

　令和7年12月8日月曜日　9時00分～16時00分

　東京都町田市内に布設している配水本管の空気弁が、震度5強の地震により損傷したことを想定した川崎市から東京都へ約3，600㎥/日の水道水を融通する訓練

　配水管本管の一部の損傷を確認してから、川崎市上下水道局から東京都水道局に水道水の融通を実施するに至るまでの川崎市上下水道局内及び東京都水道局との一連の情報伝達経路を確認する通信訓練を実施しました。

　東京都町田市能ヶ谷4丁目22－3先（東京・川崎町田連絡管）

　東京・川崎町田連絡管とは、川崎市上下水道局と東京都水道局の水道管を連絡する管のことであり、この連絡管を活用することで水道水を相互に融通することができます。令和7年度は川崎市から東京都に水道水を融通することを想定し、両市が合同で各種バルブの操作手順の確認や運用操作の訓練を実施しました。

今後も訓練や活動の改善を重ね、市民の皆さまが安心して暮らすことができるよう、非常時への連携・対応力強化に努めてまいります。