「老朽化した水道管の緊急調査」を開始しました
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川崎市上下水道局では、令和7年4月30日の京都市内で発生した漏水事故を受け、国土交通省から5月7日付けで発出された「老朽化した鋳鉄管の緊急調査の実施について」の実施要請に基づき、次のとおり水道管の点検を開始しました。
1 漏水事故防止に向けた本市の取組
老朽化した水道管とは、昭和30年代まで採用していた鋳鉄管で、現在主に採用しているダクタイル鋳鉄管に比べて衝撃に弱い材質となっています。
そのため、本市では、地震時の被害が想定される鋳鉄管を老朽管と位置付け、早期の解消に向けて優先的に更新を進めてきました。
道路工事が計画されている路線や関係部署との協議調整に時間を要している路線などがあり、水道管総延長約2,500kmのうち、令和5年度末時点で約10kmの鋳鉄管が残存していますが、引き続き関係者と調整を実施してまいります。
また、本市では、市内を562区画に分割し、過去の漏水修理履歴や古い配水管の延長などにより、漏水の危険性の重みづけを行い、漏水調査の実施周期を設定しています。漏水の危険性が高い区域は毎年あるいは隔年で漏水調査機器を用いた地下漏水調査を実施しており、漏水の早期発見・修理に努めています。

水道管の更新工事
2 緊急調査の概要
(1)調査対象
緊急輸送道路下に埋設されている鋳鉄管:約4km
(2)調査方法
道路上からの目視による巡視
(3)調査スケジュール
令和7年5月13日に調査を開始し5月末までに完了します。
結果については調査完了後、お知らせします。
お問い合わせ先
川崎市上下水道局水道部水道計画課
電話: 044-200-3151
ファクス: 044-200-3943
メールアドレス: 80keikaku@city.kawasaki.jp
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
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