水位周知下水道について

水防法において、想定し得る最大規模の降雨による雨水出水によって、相当な被害が生ずるおそれのある地下街等が発達した区域の下水道施設を「水位周知下水道」に指定するとともに、その水位が「雨水出水特別警戒水位」に達したときには、当該水位に達した旨の情報を地下街等の管理者へ周知することが規定されています。

本市においては、大規模な地下街のある川崎駅東口周辺区域の雨水を排水する「川崎市公共下水道堀川幹線」を水位周知下水道に指定し、下水道管内の水位が雨水出水特別警戒水位に達した際には、地下街等の円滑かつ迅速な浸水防止及び避難確保に資することを目的とし、地下街等の管理者へ水位到達情報を周知します。

※「水位周知下水道」の指定及び「雨水出水特別警戒水位」の設定については、水防法第13条の2の規定に基づくものです。

雨水出水浸水想定区域の指定は、水位周知下水道を対象として行うものであり、想定し得る最大規模の降雨により、排水施設の排水能力を上回り雨水を排除できなくなった場合に浸水が想定される区域を「雨水出水浸水想定区域」として指定します。

※「雨水出水浸水想定区域」の指定については、水防法第14条の2の規定に基づくものです。

雨水出水浸水想定区域図(PDF形式,581.81KB)