見守りケアシステム M2
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認証年度 2017年度(KIS2017-13)
離床センサ内蔵型ベッド
製品価格 オープン価格
製品概要
ベッドに内蔵した4つのセンサがベッドに寝た状態から離床するまでの利用者の動作を検知し、ナースコールへ通知します。ベッドからの転倒・転落の危険性を軽減し、誤報の少ない正確なアラームで看護・介護業務の改善につなげます。取り扱いは簡便で液晶画面のガイダンスに従い直感的に操作できます。見守り機能の他に、簡易的な体重測定や、アラーム履歴の確認ができるオプション機能があります。
開発背景
現場から床に敷くセンサーや、マットの下に敷くセンサーは故障や修理が多く、センサーに繋げる線も複雑になってしまい、この状況をどうにかしてほしいと言われたのがきっかけです。現場のニーズにこたえるべく、センサーメーカー様と協業して開発されましたのが見守りケアシステムです。現場の声をひろい、体重を測定したい、部屋の温度や湿度を測りたい、ナースステーションで患者様の状態を確認したい等の要望を応える為、日々進化を遂げております。
開発の意義
荷重センサを用いた商品により、利用者様における施設内の事故を未然に防ぐよう開発されました。介護者が容易に設定できる様、質問形式で簡単に設定が可能な製品となっております。
創意工夫
荷重センサを4つ使用する事で、利用者がベッドの上でどのように動作しているか常にデータを取り正確なアラームに繋げています。また、SDカードやネットワーク接続したPCにデータログを蓄積する事により、利用者の行動を解析することができます。加えて、荷重センサである為、おおまかな利用者の体重測定を行うなどのオプション機能も付加しています。
メッセージ
現在当該製品は見守りケアシステムM2として販売しておりますが、今後改良を進め、介護者の負担軽減になること、利用者様に対しての負担軽減になるであろう機能を模索しており、追加機能をオプションで提供できるように改良を進めております。
かわさき基準認証総合評価コメント
本製品は荷重センサーによりベット上の動作について、ベッド上の体動や離床動作を感知し、ナースコールへ通知し、介護者の負担軽減に大きく寄与することが期待できる製品として評価できます。これまでに、介護施設や病院などで発売5年を経過して、5000台を超える十分な導入実績があるものの、モニター評価では販売価格が高いとの声があり、今後も購入しやすい価格設定に向けたさらなる改良を期待します。
また、被介助者の意思を尊重した上で、本製品のみに依拠したケアではなく、人によるケアと組み合わせた上で、見守る製品として活用することが望ましいと考えます。
介護・介助者負担の軽減につながる製品として、かわさき基準の理念における「利用しやすさ」「安全・安心」「ノーマライゼーション」への適応を評価し、認証に値するものと判断します。
問合せ先
社名:フランスベッド株式会社
住所:東京都新宿区西新宿6丁目22-1 新宿スクエアタワー5階
電話:046-265-5180
FAX:046-200-5881
会社ホームページhttp://www.francebed.co.jp/iryofukushi/special/mimamori2/index.html外部リンク
お問い合わせ先
川崎市経済労働局イノベーション推進部
住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話: 044-200-2513
ファクス: 044-200-3920
メールアドレス: 28innova@city.kawasaki.jp
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