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【New】RETISSA ON HAND(レティッサオンハンド)

  • 更新日:
製品画像
製品使用風景

認証年度

令和5年度

対象者

眼鏡やコンタクトレンズを用いても矯正視力が出ない、見えづらさを感じているロービジョン者。

製品概要

内蔵カメラでとらえたデジタル映像を、網膜に直接投影する手持ち型の拡大読書器です。最大7倍の拡大画像を、水平視野角60度で大きく投影することができます。
より見やすい画像を投影するため、画像の明るさやコントラストの調整機能、白黒反転やグレースケール反転などの画像処理機能、画像の一時停止機能などを搭載し、一般的な拡大読書器と同様にお使いいただけます。

開発背景

QD レーザは、世界に先駆けて製品化したレーザ網膜投影技術を、(1)見えづらいを「見える」に変える、(2)「見える」の健康寿命を延ばす、(3)「見える」の世界を拡張する、という3つの領域で活用する取り組みを進めています。
『RETISSA ON HAND』は、1つめの見えづらいを「見える」に変える領域での取り組みです。

開発の意義

『RETISSA ON HAND』は網膜投影技術を活用した製品です。
世界に2.5億人、日本でも145万人いると言われる、見えない、見えづらい世界で暮らすロービジョン者を一人でも減らすこと、そして「ロービジョン者の生活の質(QoL)を高める」ことを目的とし、網膜投影技術をロービジョンエイドに応用することにしました。

創意工夫

『RETISSA ON HAND』は、据え置き型の拡大読書器では実現できなかった手軽さを実現するために工夫し、手持ち型の形状にしました。手持ち型にすることで、場所にとらわれることなく手軽に見たいものを見ることが出来ます。また、置きながらのぞき込むことで製品から手を放し、本を読む、文字を書くという事も可能になりました。

メッセージ

今まで矯正視力が上がらず見えづらさを感じているロービジョン者も、『RETISSA ON HAND』を使うことで、「自分の目で見る」可能性を拡大できます。
網膜投影という新しい技術を使い、今までの拡大読書器や視覚支援機器とはまた異なる方法で見える可能性を広げることは、より多くのロービジョン者の生活の質(QoL)の向上につながると考えています。

かわさき基準認証総合評価コメント

障害当事者から、白黒反転やグレースケール、文字の倍率を調整する機能で対象物が見やすくなるという意見が多いことに加え、使用方法が簡易で、サイズがコンパクトなため、持ち運びがしやすいという意見もありました。そのため、「理念1 人格・尊厳の尊重」「理念5 活動能力の活性化」の適合が高いと判断し、認証いたします。

問合せ先

株式会社QDレーザ

川崎市川崎区南渡田町1番1号京浜ビル1階

電話:044-328-6808

HPはこちら外部リンク

お問い合わせ先

川崎市経済労働局イノベーション推進部

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3226

ファクス: 044-200-3920

メールアドレス: 28innova@city.kawasaki.jp

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