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脳体力トレーナーCogEvo(コグエボ)

  • 公開日:
  • 更新日:

認証年度

令和4年度

対象者

視力障害がなく、要支援未満から要介護1か2程度の方

製品概要

レクリエーションや脳トレとして取り組むことで、科学的介護の実現に必要な認知機能の特性や変化の把握が可能。結果を環境調整や生活支援に繋げ、多職種との情報共有を可能とするICTツール。

開発背景

生来、認知機能特性は人によって特性があるが、加齢、病気、ストレスなどでも低下が起こる。日本の高齢化率は上昇すると共に認知症患者も増加し介護保険料を圧迫している。国の新オレンジプランでは早期の認知症予防が求められているが、認知症の鑑別診断するものしか存在しなかったため、健常な段階から認知機能の軽微な変化を把握するための製品が必要と考えて開発に取り組んだ。

開発の意義

認知機能測定とトレーニングを同時にできる事で高齢者の認知機能の特性を見極め、生活の困りごとを予測し、認知機能の維持向上が可能になる。クラウドシステムなので情報の共有も可能。いつまでも自分らしく暮らす事を支援する。早期から取り組むことで認知症予防になり、日本の高齢化に伴う医療・介護費の抑制にも寄与すると考える。認知症研究で実績のある複数の大学と共同研究を実施。J-MINT研究にも採用されている。

創意工夫

1回あたり5分程度で楽しく取り組めるゲーム性も重視していることから、参加者への心理的な負担が少ない。また高齢者にも親しみやすく、取り組みやすいユニバーサルデザインで、直感的な操作を誘導する画面要素やボタンの動作・表示・色彩を採用。文字、音声によるナビゲーションも備え、結果に対する肯定的なコメント表示や音声で応援し、継続する意欲も向上する工夫をおこなっている。家でもできる「おうちトレーナー」も完備。

メッセージ

人々がコミニケーションする上において、お互いの認知機能の特性やその日の認知機能の状態を知る事は大変重要です。CogEvoは簡便に自分で認知機能をチェックしたりトレーニングができるツールです。特に介護現場においては、個別ケアのためのアセスメントにCogEvoの測定データを活用することで利用者の望む生活の実現を目指すことが可能となり、本人、家族、介護者間で納得の介護を実現することが出来ます。地域包括ケアシステムで活用できる本人主体のICTツールとして、社会課題の解決に貢献してまいります。

かわさき基準認証総合評価コメント

ADLの維持向上やコミュニケーションの促進が期待でき、評価結果に基づく多角的な評価ができる等の意見があり、かわさき基準の理念に適合した製品と判断し、認証いたします。ただし、実際の利用にあたっては適切な利用時間について企業から施設に説明があると望ましいと考えます。

問合せ先

株式会社トータルブレインケア

兵庫県神戸市中央区港島中町4丁目1番1

電話:078-335-8467

HPはこちら外部リンク

お問い合わせ先

川崎市経済労働局イノベーション推進部

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3226

ファクス: 044-200-3920

メールアドレス: 28innova@city.kawasaki.jp

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